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青年期の学校での問題

執筆者:

Sharon Levy

, MD, MPH, Harvard Medical School

最終査読/改訂年月 2017年 3月
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青年の生活において、学校は大きな部分を占めます。生活における問題は、しばしば学校での問題として現れます。

学校で特に問題となるのは、以下のものです。

  • 登校への恐怖

  • 無断欠席

  • 中退

  • 学業成績の低迷

青年の1~5%が学校に行くことを怖がります。学校恐怖には、学校全般に対する恐怖の場合と、学校の特定の人物(教師や他の生徒— いじめ いじめ 多くの小児および青年は、他者との身体的なけんかをときに起こしますが、ほとんどの小児および青年は暴力的な行動を続けたり、暴力的な犯罪に関与したりすることはありません。しかしながら、思春期前に暴力的となった小児は、犯罪を起こすリスクが増大している可能性があります。 暴力行動の原因が遺伝的欠陥や染色体異常にあることを示す証拠はほとんどありません。暴力行動に関して判明している危険因子には以下のものがあります。... さらに読む )や特定の行事(体育の授業など)に関連する恐怖の場合があります。腹痛などの身体的な症状が起きる場合もあれば、単に登校を拒む場合もあります。学校関係者や家族は、恐怖の原因があるならばそれを特定して、学校へ行くよう促す必要があります。

無断欠席や中退を繰り返す青年は、学校に行かないことを意識的に決断しています。このような青年は、一般に学業成績が悪く、学校での活動がうまくいっていなかったり満足感が得られていなかったりします。多くの場合、彼らはリスクの高い行動、例えば、無防備な性行為、薬物の使用、暴力行為などを行っています。

学校を中退しそうな青年には、職業訓練、卒業程度認定試験、その他の教育プログラムなど、学校以外の教育プログラムがあることに気づかせるべきです。

原因

青年期に学校で起こす問題は、以下の原因の組合せにより起こることがあります。

ときに、学習能力に関するクラス分けが不適切であった場合、特に学習障害や軽度の知的障害がありながらも早期に発見されなかった場合、このことが原因で学校で問題が生じる可能性があります。

注意欠如・多動症 注意欠如・多動症(ADHD) 注意欠如・多動症(注意欠陥/多動性障害とも呼ばれます)(ADHD)は、注意力が乏しいか注意の持続時間が短い状態、年齢不相応の過剰な活動性や衝動性のため機能や発達が妨げられている状態、あるいはこれら両方に該当する状態です。 ADHDは脳の病気で、生まれたときからみられる場合もあれば、出生直後に発症する場合もあります。 主に注意を持続したり、集中したり、課題をやり遂げたりすることが困難な場合もあれば、過剰に活動的で衝動的な場合もあり、その両... さらに読む (ADHD)および 学習障害 学習障害 学習障害がある小児は、注意力、記憶力、論理的思考力が欠けているため、特定の技能や情報を習得したり、記憶したり、幅広く使ったりすることができず、学業成績にも影響が出ます。 学習障害の小児は、色の名前や文字を覚えたり、数を数えたり、読み書きを習得したりすることが遅れる場合があります。 学習障害の小児は、学習の専門家のもとで一連の学力検査や知能検査を受け、医師が確立された基準を適用して診断を下します。... さらに読む は、一般的には小児期の早期に始まり、それが継続して青年が学校で問題を起こす場合があります。

診断と治療

一般に、学校で重大な問題を起こす青年は、包括的な学習評価と精神的健康状態の評価を受けるべきです。

特定の問題がある場合には必要に応じて治療を行い、全般的な支援や補助も提供します。困難な立場にいる青年にとって、学習環境を変えることや、ときには薬物療法も、大きな助けになることがあります。米国の連邦教育法では、学習障害のある生徒や潜在的学力が発揮できていない生徒に対して、個別の教育計画を準備するなどして適切なサービスを提供し、それを評価しなければならないことが定められています。

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