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新生児の院内感染症

執筆者:

Brenda L. Tesini

, MD, University of Rochester School of Medicine and Dentistry

最終査読/改訂年月 2018年 11月
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新生児の院内感染症とは、新生児が新生児室に入ってから発生する感染症です。このような感染症は、新生児が子宮内にいるときに母親から発生するものではなく、分娩時に発生するものでもありません。

  • このような感染症は、細菌、ウイルス、真菌が原因で起こります。

  • 症状は様々ですが、嘔吐、発熱、発疹などがみられます。

  • 診断は通常、身体診察の結果に基づいて下されます。

  • 感染の拡大を防ぐには、手洗いなどの様々な対策が有用です。

  • 感染症の治療は、原因によって異なります。

極低出生体重児に発生する院内感染症の大半も、ブドウ球菌によるものです。しかし、他の特定の細菌や真菌が原因となることもあります。出生体重が低ければ低いほど、感染のリスクが高くなり、特に人工呼吸器または静脈カテーテルを長期間必要とする新生児でこの傾向が強くみられます。新生児治療室や新生児集中治療室 新生児集中治療室(NICU) 新生児の問題は、以下の時期に生じることがあります。 胎児として成長している出生前 陣痛および分娩時 出生後 新生児の約10%は、未熟児であること、胎児期から新生児期への移行に際する問題、低血糖、呼吸困難、感染症、およびその他の異常のために出生後に特別なケアを必要とします。専門的なケアはしばしば、新生児集中治療室(NICU)で提供されます。 さらに読む (NICU)への滞在が長ければ長いほど、また行われる処置の数が多ければ多いほど、感染の可能性が高くなります。

症状

新生児の感染症の症状は非特異的な傾向があります。例えば、新生児には嘔吐または哺乳不良、強い眠気または嗜眠、発熱または低体温、速い呼吸、発疹、下痢、腹部の腫れなどがみられます。出生前にかかった多くの感染症は、様々な症状や異常を伴ったりその原因となったりします。

診断

  • その他の様々な検査

院内感染症は、診察の結果に基づいて疑われます。

その後、医師は血液、尿、髄液のサンプルを検査して、感染がどこにあり、どの微生物が原因となっているのかを判断します。

予防

院内感染に対して病院スタッフは通常以下のような予防策を行います。

感染症流行時には病院内での感染の拡大を抑えるため、医師は抗菌薬の軟膏を新生児の臍帯、鼻孔、包皮切除部に塗布することがあります。

新生児治療室やNICUでの感染の拡大を抑えるために、病院スタッフは、保育器や保温器の中にいる新生児同士の間に十分なスペースを確保します。また、器具の清掃に細心の注意を払い、静脈カテーテルや人工呼吸器は消毒または滅菌し、使用期間をできるだけ短くするようにします。

病院スタッフ、親、介護者は、石けん、水道水、または抗菌活性のある消毒液を用いて手洗いを十分行うことで院内感染の拡散を予防できます。

病院にいる間、新生児は感染の徴候がないか注意深くモニタリングを受けます。

治療

  • 原因微生物によって異なる

院内感染症の治療は、感染症の原因になっている微生物によって異なります。

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