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小児における精神障害の概要

執筆者:

Josephine Elia

, MD, Sidney Kimmel Medical College of Thomas Jefferson University

最終査読/改訂年月 2017年 9月
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うつ病不安症摂食障害などのいくつかの重大な精神障害(精神の病気)は、しばしば小児期や青年期に発症します。統合失調症は、一般的には青年期中期から成人初期(30歳代半ばまで)の間のどの時期でも発症します。 なかには自閉症など、小児期に限って発症する病気もあります。

わずかな例外を除けば、精神障害の症状は、どんな小児でも経験する悲しみ、怒り、疑念、興奮、引きこもり、孤独などの感情に似る傾向があります。病気と正常な感情との違いは、感情が強烈なあまり、日常生活に支障をきたしているか、本人にとって苦痛になっているかについての程度の差にあります。そのため、ある種の考えや感情が本人にとって正常な経験でなくなり、病気の域に達しているかどうかを診断するために、明確な判断基準を用いる必要があります。

破壊的行動障害では、主に行動面に異常がみられます。破壊的な行動は意図的なものではありませんが、教師、同年代の仲間、家族などの他者に迷惑をかけることがあります。この種の病気には以下のものがあります。

小児では、神経発達障害が精神衛生と発達全般の両面に影響を及ぼす場合があります。この種の病気には以下のものがあります。

自閉スペクトラム症は、対人関係上の障害、興味の対象の狭まり、言語発達障害と言語使用上の問題などが生じる病気で、ときに知的障害も伴います。レット症候群は、社会的技能とコミュニケーションの面で問題があるなど、自閉スペクトラム症と同様の症状がみられる遺伝性の病気です。

診断

  • 観察

  • ときに特別に考案された問診と評価ツール

精神障害の診断を確定できる検査はありません。医師は精神障害かどうかを判断する上で、小児や青年への問診と親や教師の観察、そして受診時に行う問診と観察を重視します。ときに医師から、小児や青年の精神障害を診断して治療する専門の訓練を受けた精神医療従事者が紹介される場合もあります。そのような精神医療従事者は、小児の評価用に特別に考案された問診法や評価ツールを用いることがあります。

脆弱X症候群、レット症候群、ディジョージ症候群などの神経発達障害がないか確認する血液検査を行うこともあります。

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