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子宮腺筋症

執筆者:

S. Gene McNeeley

, MD, Michigan State University, College of Osteopathic Medicine

最終査読/改訂年月 2017年 12月
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子宮腺筋症では、子宮内膜(子宮の内側を覆っている組織)の腺組織が子宮筋層内に入り込んで増殖します。子宮が肥大し、ときには正常な大きさの2~3倍になることもあります。

子宮腺筋症の女性の数は不明ですが、その理由の1つは、診断が難しいからです。症状がみられるのは一部の女性のみで、通常は35~50歳の女性です。子宮腺筋症の患者の中には、子宮内膜症子宮筋腫がある人もいます。出産を経験している女性でより多くなります。

子宮腺筋症の原因は不明です。

症状

子宮腺筋症の症状は経血が多いことや月経痛(月経困難症)、月経期以外の出血、下腹部の鈍い痛み、膀胱や直腸の圧迫感などです。性交時に痛みが生じることもあります。

症状は通常、閉経後には消失または改善します。

診断

  • 超音波検査またはMRI検査

  • ときに生検

内診で子宮が正常よりも肥大して丸みを帯び、軟らかければ子宮腺筋症が疑われます。

子宮腺筋症は通常、骨盤内超音波検査またはMRI検査の結果に基づいて診断されます。超音波検査は多くの場合、手持ち式の超音波装置を腟に挿入して行います(経腟超音波検査と呼ばれます)。

診察および画像検査の結果からがんの可能性を否定できない場合には、生検が行われます。

治療

  • レボノルゲストレル放出子宮内避妊器具

  • 経口避妊薬

  • 症状が重度の場合、子宮摘出術

レボノルゲストレルという合成女性ホルモンを放出する子宮内避妊器具(IUD)が出血のコントロールおよび月経時の痛みに役立ちます。経口避妊薬の使用を勧められる場合がありますが、この治療には通常、効果がみられません。

痛みには鎮痛薬を服用することもできます。

症状が重い場合は、子宮摘出術を行います。子宮摘出術を行うと、症状は完全になくなります。

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