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女性生殖器系への加齢の影響

執筆者:

Jennifer Knudtson

, MD, University of Texas Health Science Center at San Antonio;


Jessica E. McLaughlin

, MD, Medical University of South Carolina

最終査読/改訂年月 2016年 9月
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閉経が近づいてくると、性器に急速な変化がみられるようになります。月経周期が止まり、卵巣からの エストロゲンの分泌も止まります。閉経後には、小陰唇、陰核、腟、尿道の組織が薄くなります(萎縮)。これに伴い、慢性的な刺激感、乾燥、帯下(おりもの)が生じることもあります。腟の感染症が起こりやすくなります。閉経後には子宮、卵管、卵巣も小さくなります。

年齢を重ねていくと、筋肉や結合組織の量が減少していきますが、膀胱、子宮、腟、直腸などの臓器を支えている筋肉、靱帯、その他の組織も減少します。その結果、これらの臓器が垂れ下がったり、体外に脱出したり(臓器脱)することがあり、ときに骨盤内の圧迫感や充満感、排尿困難、尿失禁や便失禁、性交時の痛みなどが起こります。出産経験の多い女性では、このような異常が起きる可能性が高くなります。

知っていますか?

  • 閉経してから性交をより楽しむようになる女性もいます。

乳管を刺激する エストロゲンの分泌量が減少するため、乳房は小さくなります。さらに、乳房を支えている結合組織も減少するため、乳房は垂れ下がり、形が変化します。また、乳房の線維組織が脂肪に置き換わるため、乳房の張りが失われます。

ほとんどの女性では、加齢に伴う生殖器の変化によって閉経後の性行為や性的な快感が妨げられることはありません。閉経後もそれまで以上に性行為を楽しんでいる女性もいて、その理由としては、もはや妊娠の心配がないことが考えられます。さらに、閉経後も卵巣と副腎から男性ホルモンの分泌が続きます。この男性ホルモンには、性欲を維持し、筋肉組織の減少を遅らせ、心身の健康感をもたらす働きがあります。

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