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原因不明の不妊症

執筆者:

Robert W. Rebar

, MD, Western Michigan University Homer Stryker M.D. School of Medicine

最終査読/改訂年月 2017年 5月
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男性の精液が正常で、女性の排卵と卵管も正常で排卵が規則的に起こっている場合、通常、不妊症を説明できる原因はないとみなされます。

不妊症の概要も参照のこと。)

治療

  • 卵巣刺激法

  • ときに生殖補助医療

不妊症の原因が不明の場合、卵巣刺激法と呼ばれる方法が用いられることがあります。

卵巣刺激法は妊娠の可能性を高め、早く妊娠する助けになります。この治療により双子以上の多胎となる可能性があります。

卵巣刺激法の方法は以下のものです:

  • 複数の卵子の成熟と放出を促す排卵誘発薬(クロミフェン)と、排卵を促すヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)を最長3回の月経周期の間女性に投与します。

  • hCGによる治療から2日以内に、粘液を避けて子宮内に精液を直接注入します(子宮内精子注入)。

この治療で妊娠しなかった場合、以下のいずれかを行うことがあります。

  • 卵巣刺激法の別の方法(ヒトゴナドトロピン(卵巣の卵胞の成熟を促すホルモンを含む製剤)を投与した後、排卵を促すためにヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)を投与してから子宮内精子注入を行う)

予後(経過の見通し)

クロミフェンによる治療が不成功であった直後に体外受精を行った場合と、クロミフェンの後にヒトゴナドトロピンを使用してから体外受精を行った場合では、妊娠率は同様(約65%)です。しかし、クロミフェンによる治療が不成功であった直後に体外受精を実施する方が、ヒトゴナドトロピンを使用する場合よりも早く妊娠し、三つ子以上の多胎妊娠になる可能性が低くなります。そのためクロミフェンと子宮内精子注入が成功しなければ、多くの場合、次のステップは体外受精です。

38歳以上で不妊症の原因が不明である女性は、卵巣刺激法を試す前に体外受精を行う方が早く妊娠することを示唆する科学的根拠があります。

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