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交感性眼炎

執筆者:

Kara C. LaMattina

, MD, Boston University School of Medicine

最終査読/改訂年月 2017年 5月
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交感性眼炎とは、一方の眼のけがまたは手術の後に反対側の眼のぶどう膜に炎症(ぶどう膜炎)が起きる病気です。

交感性眼炎は、異常な細胞の小さなかたまりである肉芽腫ができるまれなタイプのぶどう膜炎です。この病気は、一方の眼の穿通(せんつう)性損傷(鉛筆、ペン、または棒などが眼に刺さるけが)または手術の後、もう一方の眼に現れます。やがて、けがや手術をしていない方の眼のぶどう膜が炎症を起こします。交感性眼炎の原因は十分に解明されていませんが、体の免疫系が機能不全に陥り、けがや手術をしていない方のぶどう膜を攻撃してしまうことによるのではないかと多くの医師が考えています。ぶどう膜炎は、けがまたは手術の2~12週間後、約80%の患者に現れます。非常にまれにですが、けがまたは手術の後、早くて1週間、遅くて30年後に交感性眼炎が発生することもあります。

ぶどう膜の図

ぶどう膜の図

症状

交感性眼炎の典型的な症状には、飛蚊症(ひぶんしょう)や視力低下などがあります。

診断

  • 医師による評価

医師は、眼の診察、最近の眼のけがまたは手術の経験があるかどうか、両眼に炎症があるかどうかに基づいて交感性眼炎の診断を下します。

治療

  • コルチコステロイドと免疫抑制薬

  • ときに眼球摘出

一般に交感性眼炎の治療には、コルチコステロイドの経口投与に加え、免疫系を抑制する別の種類の薬(免疫抑制薬)の投与を長期間続ける必要があります。

ときに、片方の眼の損傷がひどい場合、視力障害が起こってから2週間以内にその眼を摘出し、他眼で交感性眼炎が発生するリスクを抑えようとする医師もいます。しかし、このような眼球の摘出は、損傷した方の眼が完全に失明し、視力が回復する見込みがない場合に限られます。

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