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鼻中隔穿孔

執筆者:

Marvin P. Fried

, MD, Montefiore Medical Center, The University Hospital of Albert Einstein College of Medicine

最終査読/改訂年月 2017年 11月
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鼻の内側の空間を鼻腔といい、鼻中隔によって左右2つの通り道に分かれています。鼻中隔は骨と軟骨からなり、鼻孔から鼻の奥まで伸びています。

鼻中隔の潰瘍(かいよう)と穴(穿孔[せんこう])は、以下のような原因で起こります。

  • 鼻の手術

  • 外傷の反復(例えば繰り返し鼻をほじった場合)

  • ピアス装飾

  • 毒性物質への曝露(例えば酸、クロム、リン、または銅の蒸気)

  • 慢性的な鼻腔スプレーの使用(コルチコステロイドや、市販薬のフェニレフリンスプレーまたはオキシメタゾリンスプレーなど)

  • 鼻からの純酸素の吸入(鼻カニューレや鼻マスクなどから投与される)

  • 結核、ハンセン病、多発血管炎性肉芽腫症(以前はウェゲナー肉芽腫症と呼ばれていた病気)、梅毒などの病気

  • 鼻から吸引するコカインの頻繁な使用(血流を減少させるため)

症状

症状としては、潰瘍や穿孔の周辺のかさぶたや、繰り返す鼻出血などがあります。鼻中隔の穿孔が小さい場合は、呼吸時にヒューヒューと音がすることもあります。

診断

  • 医師による評価

医師は鼻の前部を目で直接観察してから、鼻に内視鏡を挿入して鼻中隔穿孔を観察します。

治療

  • 潰瘍に対して薬用軟膏や生理食塩水の鼻腔内噴霧

  • 穿孔に対してまれに手術

鼻中隔潰瘍に対しては、バシトラシンまたはムピロシンの軟膏を塗ったり、生理食塩水を鼻腔内に噴霧したりすることでかさぶたの形成を減らすことができます。

ときには手術を行い、患者自身の鼻の別の部位から採取した組織片か、合成樹脂製の柔軟な人工膜を使って鼻中隔穿孔を修復する場合もあります。鼻出血やかさぶたが大きな問題でない限り、たいていの穿孔は修復する必要はありません。

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