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喉頭炎

執筆者:

Clarence T. Sasaki

, MD, Yale University School of Medicine

最終査読/改訂年月 2018年 5月
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喉頭炎は、喉頭が炎症を起こした状態です。

  • 通常この炎症の原因はウイルスです。

  • 典型的な症状としては、声がれや声が出ないなどがあります。

  • 喉頭炎の診断は、症状と声の変化に基づいて下されます。

  • 治療としては通常、声を休め、刺激物を避けることで十分です。

口とのどの病気に関する序も参照のこと。)

原因

短期的な(急性、持続期間が3週間未満)喉頭炎の原因で最も多いのは、かぜなどの上気道のウイルス感染です。また喉頭炎は、気管支炎または何らかの上気道の炎症や感染に伴って起こる場合もあります。声の出しすぎ、アレルギー反応、タバコの煙などの刺激物の吸入も、急性または慢性の(長期的な)喉頭炎の原因となることがあります。喉頭の細菌感染は極めてまれです。

症状が3週間以上続く慢性喉頭炎は、胃食道逆流症や、あまり多くありませんが長引く気管支炎が原因で生じることがあります。嘔吐を頻繁に繰り返す過食症の患者でも喉頭炎が生じることがあります。

症状

喉頭炎の症状は不自然な声の変化(声がれや声が小さくなるなど)で、数時間から約1日のうちに声が出なくなることさえあります。のどがむずがゆくなったりヒリヒリしたりすることがあり、絶えずせき払いをしたくなることもあります。

症状は炎症の程度によって異なります。感染がひどいときには発熱、全身のだるさ(けん怠感)、ものを飲み込みにくくなる(嚥下困難)、のどの痛みといった症状が現れることがあります。

診断

  • 医師による評価

  • ときに、鏡または内視鏡による直接視診

  • ときにがんについての評価

喉頭炎の診断は、典型的な症状と声の変化に基づいて下されます。

慢性喉頭炎の場合、医師は鏡や内視鏡(観察用の柔軟な細い管状の機器)を使って観察し、それにより喉頭の粘膜が赤くなっていたり、ときに腫れていたりすることが分かります。

喉頭がんが声がれの原因である場合もあるため、症状が数週間以上続く患者は喉頭がんについての医師の診察を受けるべきです。

治療

  • 声を休める、せき止め薬、水分を多めにとる、蒸気

  • 原因の治療

ウイルス性喉頭炎の治療法は症状によって異なります。声を休める(しゃべらない)、せき止め薬の服用、水分を多めにとること、蒸気の吸入によって、症状が和らぎ治癒が促されます。しかし、ささやいて話すと、喉頭をさらに刺激してしまうことがあります。喫煙を止め、気管支炎がある場合にはそれを治療すると、喉頭炎が緩和されることがあります。

抗菌薬は、感染が細菌による場合に限って投与されます。

考えられる原因に応じて、胃食道逆流症、過食症、薬剤による喉頭炎を抑える特定の治療法が役立つことがあります。

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