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口の中の変色

執筆者:

Bernard J. Hennessy

, DDS, Texas A&M University, College of Dentistry

医学的にレビューされた 2020年 6月
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口の中の変色は以下のような原因でおこることがあります。

  • 全身の病気(全身性疾患)

  • 口の中の状態

口の中の変色の原因となりうる全身の病気には、以下のものがあります。

口の中に色が変わった部分がみられることがありますが、これは問題である場合も、そうでない場合もあります。例えば、口の中に白い部分があるように見えることがありますが、これはしばしば単なる食べもののかすで、ふき取ることができます。また、頬の内側をかんだり、歯の鋭い部分や歯の詰め物で頬の内側や舌をこすったりしても、白い部分として見えることがあります。しかし、簡単に取り除けない白い部分があれば、 口腔がん 口とのどのがん 口とのどのがんは、唇、口蓋、口の側面や底部、舌、扁桃、のどの奥で発生するがんです。 ( 口、鼻、のどのがんの概要も参照のこと。) 口とのどのがんは、口の中にできた潰瘍やびらん、増殖性の病変、または変色した領域のように見えます。 口腔がんの診断は、生検やX線検査によって行います。 がんの大きさを測定したり、広がりを確認したりするために、CT検査、MRI検査、PET検査などの画像検査が行われます。 さらに読む 口とのどのがん の初期徴候の場合もあるため、必ず医師または歯科医師の診察を受けてください。白い部分は、がん以外にも多くの状態の可能性があり、例としては真菌感染症(カンジダ症 カンジダ症 カンジダ症は、カンジダ・アルビカンス Candida albicansをはじめとする数種類のカンジダ属 Candidaの真菌によって引き起こされる感染症です。 最もよくみられる病型は、口、腟、皮膚の表面に感染が起きるもので、白や赤の斑点が生じ、かゆみや刺激感、またはその両方を引き起こします。 免疫機能が低下している人では、食道やほかの内臓に重篤な感染症が起こることがあります。... さらに読む カンジダ症 )、白く厚い層(白色海綿状母斑と呼ばれる遺伝性疾患)、歯に面している頬の内側に沿ってできる白い線(白線)、粘膜の灰白色の領域(白色水腫)などがあります。

口の中の変色の例として、以下のようなものが挙げられます。

  • 口の中には黒紫色暗紫色または黒色の部分が見られることがあり、その原因は歯の充填剤(詰めもの)の銀アマルガム、鉛筆の黒鉛、またはほくろです。

  • 大量の喫煙によって、「喫煙者のメラニン沈着症」と呼ばれる暗褐色または黒色の変化(通常は歯ぐき)が起こります。

  • 口の中の褐色部分は遺伝性の場合があります。例えば、黒い色素の沈着は、皮膚の色が濃い人や地中海沿岸地方の人に特に多く発生します。

  • 食物色素、加齢、喫煙によって、歯が黒ずんだり黄ばんだりすることがあります。

  • ミノサイクリンという抗菌薬は骨を変色させ、歯の近くにある骨が灰色や褐色に透けて見えることがあります。妊娠後半期の母親または歯の発達期(特に9歳まで続く歯冠の石灰化時期)の小児がテトラサイクリン系抗菌薬を使用した場合、短期間の使用であっても、小児の歯にはっきりと永久的な黒ずみが生じます。

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