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脂肪織炎

執筆者:

Mercedes E. Gonzalez

, MD, University of Miami Miller School of Medicine

最終査読/改訂年月 2018年 3月
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脂肪織炎とは、皮膚の下の脂肪組織に起きる炎症のことです。

  • 脂肪織炎には多くの原因があります。

  • 典型的な症状として、圧痛を伴う皮膚の下の赤い膨らみなどがみられます。

  • 診断は症状のほか、しばしば生検の結果に基づいて下されます。

  • 特別な治療法はありませんが、症状を緩和するために薬剤が投与されることがあります。

脂肪織炎には多くの原因があります。感染が最も一般的な原因です。その他の原因としては、低い気温、けが、全身性エリテマトーデス、膵臓の病気、アルファ1-アンチトリプシン欠乏症があります。ウェーバー-クリスチャン病として知られる広範囲に生じるものなど、一部の種類のものは原因不明です。

症状

脂肪織炎は、皮膚の下にある脂肪組織(皮下組織)の深いところから発生する、圧痛を伴う皮膚の赤い膨らみ(結節)が特徴です。病変は大きくなる傾向があり、その直径は数センチメートルになります。結節ができる部位は脚と腕が最も多く、殿部、体幹、顔面がそれに続きます。

発熱、関節痛、筋肉痛、具合の悪さなど、全身性の炎症による症状が現れることもあります。

ウェーバー-クリスチャン病では、全身の炎症により、肝臓、膵臓、骨髄の症状などの臓器機能障害も生じることがあり、その場合は死に至ることもあります。

診断

  • 医師による評価

  • しばしば皮膚生検

診断は身体診察の結果に基づいて下されます。

脂肪織炎の診断を確定するには、膨らみを切除して顕微鏡で分析する検査(生検)を行うこともあります。

治療

  • 抗炎症薬

  • 免疫抑制薬

脂肪織炎に対する特別な治療法はありません。

痛みと炎症を緩和するために非ステロイド系抗炎症薬(NSAID)を使用することがあります。ほかにいくらか有用な薬として、マラリアに使用される薬剤、ジアフェニルスルホン、サリドマイドなどがあります。

症状が悪化しつつある患者には、コルチコステロイドやその他の免疫抑制薬または化学療法薬を使用することがあります。

合併している病気の治療も行います。

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