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白皮症

執筆者:

Shinjita Das

, MD, Harvard Medical School

最終査読/改訂年月 2018年 7月
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本ページのリソース

白皮症は、皮膚の色素であるメラニンがほとんどまたはまったく作られなくなる、まれな遺伝性の病気です。症状は皮膚、毛髪、および眼に現れますが、ときに眼だけに現れることもあります。

  • 一般的には、毛髪と皮膚は白くなり、眼はピンク色か薄い青灰色になります。

  • 通常、診断は皮膚と眼の診察結果により行われます。

  • 治療法はありませんが、白皮症の人は、日焼けを予防し、皮膚がんのリスクを減らすために、自分の体を日光から保護する必要があります。

皮膚の色素の概要も参照のこと。)

白皮症は世界中のあらゆる民族でみられる皮膚の色素沈着の病気です。いくつかのまれな遺伝性疾患によって引き起こされ、皮膚の色素減少に加え、眼にも症状が現れ、視力低下、左右の眼の向きのずれ(斜視)、眼球の不随意運動(眼振)がみられます。

眼白皮症と呼ばれる種類の白皮症では、眼に症状が現れますが、皮膚と毛髪には通常は症状がみられません。出血性疾患とともに生じるタイプの白皮症もあります。

症状

白皮症は、白い毛髪、青白いまたは白い皮膚、ピンク色または薄い青灰色の眼などの典型的外観から容易に見分けがつきます。眼が光に対して非常に敏感になり、患者はしばしば明るい光を避けようとします。

あまり典型的ではない種類の白皮症では、皮膚に若干の色があり、毛髪はいくぶん赤く、また眼は青色か褐色の場合もあります。

メラニンは皮膚を日光から保護する物質であることから、白皮症の人では日焼けや皮膚がん(特に有棘細胞がん)が非常に生じやすくなります。明るい日光を数分浴びただけでも重篤な日焼けが生じます。

診断

  • 医師の診察

白皮症の診断は皮膚と眼の診察結果に基づいて下されます。

治療

  • 日光に対する防御

  • 斜視に対する手術

白皮症を治す治療法はありません。この病気の人は、日焼けを予防し、皮膚がんのリスクを減らすために、以下のような対策を講じる必要があります。

  • 直射日光にあたらない

  • 紫外線防護用のサングラスをかける

  • 紫外線防御指数(UPF)が一定以上ある保護効果の高い衣類を着用する

  • 紫外線A波とB波を遮断するSPF 50以上の日焼け止めを塗る

知っていますか?

  • 白皮症はあらゆる民族で生じます。

衣服による紫外線に対する防御効果の大きさは様々です( 日光と皮膚障害の概要)。一般に、編み方が密で重い布ほど防御効果が高くなります。紫外線防御指数(UPF)を一時的に高める物質で衣服を処理することも可能です。UPFが高い衣服は、以前のものと比べて着心地が改善されており、スポーツ用品店で容易に見つけられるようになっています。

斜視は外科的処置で是正できます。

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