リンパ管腫

(リンパ管奇形)

完全なレビュー: 2025年 8月 執筆者:Denise M. Aaron, MD, Dartmouth Geisel School of Medicine | 査読者Joseph F. Merola, MD, MMSc, UT Southwestern Medical Center
最終更新日: 2025年 8月
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やさしくわかる病気事典

リンパ管腫は、皮膚の下にできる良性の腫瘍で、リンパ液(血液と関わりのある透明な液体)を体中に運ぶ通路であるリンパ管の一部が増大することによって形成されます。

皮膚の良性腫瘍の概要脈管の増殖と奇形の概要も参照のこと。)

リンパ管腫はまれな病気ですが、通常は生まれてから2歳までの間に現れます。小さな隆起を複数生じたり、大きく変形して増殖することもあります。主に頭頸部のほか、わきの下や縦隔(心臓やその他の臓器を保持している胸部の空間)にも発生します。

リンパ管腫はかゆみや痛みを伴わず、がんではありません。大半は淡い黄褐色をしていますが、一部には赤みを帯びたものや紫色のものもあります。けがをしたり、裂けたりすると、無色または血液の混じった液が出てきます。

リンパ管腫の診断は、診察およびMRI検査の結果に基づいて下されます。

リンパ管腫の治療は通常必要ではありませんが、リンパ管腫が大きく、症状が煩わしい場合は、硬化療法(通常、静脈瘤とクモ静脈の治療に用いられる処置で、罹患した静脈に溶液を注入します)を行います。外科的切除は通常はうまくいきません。リンパ管腫は表皮の下に深く広がって成長しており、再び成長して大きくなる傾向があるからです。

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