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ケラトアカントーマ

執筆者:

Gregory L. Wells

, MD, Ada West Dermatology, St. Luke’s Boise Medical Center, and St. Alphonsus Regional Medical Center

最終査読/改訂年月 2018年 2月
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ケラトアカントーマは、通常はピンク色または肌色の丸くて硬い増殖性病変で、その中央部はクレーターのようにへこんでいて、鱗屑(うろこ状のくず)がみられるか、かさぶたで覆われています。一部のケラトアカントーマは、有棘細胞がんの一種である可能性があります。

皮膚がんの概要も参照のこと。)

ケラトアカントーマは、日光のあたる部分(顔面、前腕部、および手の甲)にできやすく、急激に大きくなります。典型的には1~2カ月で約2.5センチメートルまで大きくなりますが、ときにその2倍以上まで増大することもあります。数カ月以内に自然に消えることもありますが、しばしば皮膚に瘢痕が残ります。

原因は不明です。多くの医師は、ケラトアカントーマを有棘細胞がんという皮膚がんの一種と考えています。

診断

  • 生検

ケラトアカントーマは悪性腫瘍(がん)である可能性があるため、皮膚片を採取して顕微鏡で調べる検査(生検)がしばしば行われます。ときには、生検中に腫瘍を完全に切除することもあります。

予防

ケラトアカントーマは日光にさらされることで引き起こされるため、以下の対策を講じることが、このがんの予防に役立ちます。

  • 日光を避ける:例えば、屋外では日陰に入る、午前10時から午後4時まで(日光が最も強くなる時間帯)の屋外活動を減らす、日光浴や日焼けマシーンの利用を控える

  • 保護効果の高い衣類を着用する:例えば長袖のシャツ、ズボン、つばの広い帽子

  • 日焼け止めを使用する:紫外線防御指数(SPF)30以上で紫外線A波とB波に対する防御効果のあるものを指示通りに使用し、2時間毎に、また泳いだ後と汗をかいた後にも塗り直す(ただし、日光を浴びる時間を増やすことを目的に日焼け止めを使用してはならない)

治療

  • 手術またはメトトレキサートもしくはフルオロウラシルの注射

ケラトアカントーマが自然に消失する保証はなく、消失したとしても、しばしば瘢痕が残ります。このため、ケラトアカントーマは通常は病院で切除、または削り取る(掻爬[そうは])か、メトトレキサートもしくはフルオロウラシルの注射を行います。

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