(爪の病気の概要 爪の病気の概要 変形と異栄養症、感染症、 陥入爪など、爪に生じる病気はたくさんあります。感染症は爪のあらゆる部分に生じ、爪の外観を変えることもあれば、変えないこともあります。爪の感染症は、ほとんどが真菌感染症( 爪真菌症)ですが、細菌やウイルスによる感染症もあります。 爪は、爪甲(ケラチンというタンパク質でできた硬い部分)と周囲の構造から構成されています... さらに読む も参照のこと。)
緑色爪症候群は、シュードモナス属 Pseudomonas シュードモナス(Pseudomonas)感染症 グラム陰性細菌であるシュードモナス属 Pseudomonasの細菌(どの菌種もそうですが、とりわけ緑膿菌 Pseudomonas aeruginosa)は、体の様々な部分に感染することがあり、重篤な病気がある人や入院患者で特によくみられます。 体の外側にみられる軽度のもの(耳や毛包への感染)から、体内で起こる重篤なもの(肺、血液、心臓弁への感染)まで、様々な感染症があります。... さらに読む の細菌が感染することによって発生します。 爪甲剥離症 慢性爪囲炎 慢性爪囲炎とは、爪郭に再発性または持続性の炎症が生じる病気で、典型的には手指の爪に発生します。 ( 急性爪囲炎も参照のこと。) 慢性爪囲炎はたいてい、皿洗い、バーテンダー、家政婦などの常に手を濡らす人に起こり、手の湿疹や糖尿病があったり、免疫機能が低下している場合は特によくみられます。カンジダ Candidaという種類の真菌がしばしばみられますが、この真菌を完全に排除しても必ずしも治癒しないことから、この真菌が慢性爪囲炎の... さらに読む (爪甲が爪床から部分的に剥がれたり、剥がれ落ちてしまった状態)または 慢性爪囲炎 慢性爪囲炎 慢性爪囲炎とは、爪郭に再発性または持続性の炎症が生じる病気で、典型的には手指の爪に発生します。 ( 急性爪囲炎も参照のこと。) 慢性爪囲炎はたいてい、皿洗い、バーテンダー、家政婦などの常に手を濡らす人に起こり、手の湿疹や糖尿病があったり、免疫機能が低下している場合は特によくみられます。カンジダ Candidaという種類の真菌がしばしばみられますが、この真菌を完全に排除しても必ずしも治癒しないことから、この真菌が慢性爪囲炎の... さらに読む
のある人や、手を水に漬けたり手が刺激物質にさらされることの多い人によく起こります。爪甲剥離症の部位の爪が緑色になります。
緑色爪症候群は、消毒薬、抗菌薬のほか、ときに患部の爪の外科的切除により治療することがあります。