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膵島移植

執筆者:

Martin Hertl

, MD, PhD, Rush University Medical Center

最終査読/改訂年月 2017年 7月
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膵島移植は、糖尿病患者の膵臓が インスリンをまったく産生できなくなった場合に選択肢となります。膵臓の中で インスリンを産生している細胞を膵島細胞といいます。

膵島移植は膵臓移植より単純かつ安全で、膵島移植を受けた患者の約75%は1年後に インスリンを使う必要がなくなり、長年にわたって必要ないこともあります。しかし膵島移植の長期的な効果については、まだはっきり分かっていません。

方法

死亡したドナーの膵臓から膵島細胞を取り出して、レシピエントの肝臓につながる静脈に注入することで移植します。すると移植された膵島細胞は肝臓の中の細い血管にとどまり、そこで機能して インスリンを産生します。2~3回、静脈に注入することもありますが、そのためには死亡したドナー2~3人からの膵島細胞が必要になります。拒絶反応のリスクを低下させるために、コルチコステロイドなど免疫系を抑制する薬(免疫抑制薬)が必要になります。

慢性膵炎などの病気で膵臓を摘出しなければならなくなった。患者は、それまで糖尿病ではなかったとしても、膵臓を摘出したことで糖尿病になります。これを防ぐために、摘出した患者の膵臓から膵島細胞を集めることができる場合があります。この膵島細胞を膵臓を失った患者の体に戻します(自家移植)。細胞は患者本人のものなので、免疫抑制薬は不要です。

合併症

拒絶反応が現れる可能性があります。血糖値と血液中のヘモグロビンA1Cというタンパクの値を測定すること(糖尿病を調べる場合と同じ)によって拒絶反応を検出します。

移植によってその他の合併症が生じます。具体的には、血液を肝臓へ運ぶ静脈(門脈)の出血や血栓などがあります。

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