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血球の形成

執筆者:

Ravindra Sarode

, MD, The University of Texas Southwestern Medical Center

最終査読/改訂年月 2018年 1月
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赤血球、ほとんどの白血球血小板は、骨髄という骨の中にある脂肪に富んだ軟らかい組織でつくられます。白血球のうち、T細胞とB細胞(リンパ球)の2つは、リンパ節や脾臓(ひぞう)でもつくられることがあり、T細胞の一部は胸腺内でつくられて、そこで成熟することもあります。(血液の概要も参照のこと。)

骨髄の中では、幹細胞と呼ばれる単一のタイプのまだ役割の定まっていない未分化の細胞から、すべての血球がつくられます。幹細胞は分裂すると、まず未成熟の赤血球、白血球、血小板産生細胞になります。この未成熟細胞は分裂してさらに成長し、最終的に成熟した赤血球、白血球、血小板になります。

血球がつくられる速度は、体が必要とする量に応じて調節されます。正常な血球には寿命があり(白血球は数時間から数日、血小板は約10日、赤血球は約120日)、絶えず補充が必要です。血球の産生は、一定の条件下では通常より多くなります。例えば、体内組織に含まれる酸素が少なくなったり、赤血球の数が減少したりすると、腎臓でつくられた エリスロポエチンというホルモンが放出され、これが骨髄を刺激して赤血球の産生量が増えます。感染が起きると、それに反応して骨髄は白血球の産生量を増やし、普段より多く放出するようになります。出血が起きると、それに応じて骨髄は血小板の産生量を増やし、普段より多く放出するようになります。

血液への加齢の影響

年齢を重ねると、骨髄や血球にもある程度の影響が生じ、結果として骨髄で産生される血球の量が減少します。この減少は通常は問題ありませんが、体が要求する血球の量が増えた場合には問題が生じる可能性があります。つまり、高齢者の骨髄では、このような要求を満たせなくなる可能性があります。その結果として、貧血が最も多くみられます。

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