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侵害受容性疼痛

執筆者:

James C. Watson

, MD, Mayo Clinic

最終査読/改訂年月 2018年 10月
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侵害受容性疼痛とは、体の組織の損傷によって起こる痛みのことです。

痛みの概要も参照のこと。)

ほとんどの痛みは侵害受容性疼痛です。侵害受容性疼痛は、組織の損傷を感知する痛みの受容器(侵害受容器)への刺激に起因する痛みで、侵害受容器は大半が皮膚と内臓に分布しています。この損傷には、切り傷、挫傷、骨折、挫滅創(ざめつそう)、熱傷など、組織が傷つくものがすべて含まれます。

典型的な侵害受容性疼痛は、うずくような痛み、鋭い痛み、またはズキズキする痛みですが、鈍い痛みであることもあります。内臓が閉塞すると、通常は、深いところでけいれんするような痛みが発生しますが、痛みの正確な部位は特定しにくいことがあります。しかし、軟部組織(内臓を覆う組織など)に損傷が起きた場合には、鋭い痛みになり、容易に部位を特定できることがあります。

手術後にほぼ必ず経験される痛みも侵害受容性疼痛です。痛みは持続的なこともあれば間欠的に起こることもあります。多くの場合は、体を動かしたり、せきをしたり、笑ったりしたとき、あるいは深呼吸したときや、手術の傷口を覆った包帯を交換するときに、痛みが強くなります。

がんによる痛みも、そのほとんどが侵害受容性疼痛です。腫瘍が骨や臓器に広がる(浸潤する)と痛みが生じます。これは、軽い不快感の場合もあれば、耐えがたい激痛の場合もあります。手術や放射線療法などの一部のがん治療も、侵害受容性疼痛の原因になることがあります。

通常は、オピオイドなどの痛み止め(鎮痛薬)が効果的です。

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