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関節の腫瘍

執筆者:

Michael J. Joyce

, MD, Cleveland Clinic Lerner School of Medicine at Case Western Reserve University;


Hakan Ilaslan

, MD, Cleveland Clinic Lerner College of Medicine at Case Western Reserve University

最終査読/改訂年月 2017年 3月
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関節の近くに骨腫瘍や軟部組織の腫瘍がない限り、関節に腫瘍ができることはまれです。しかし、関節の内側を覆っている膜(滑膜)に生じる病気が、2つあります(滑膜軟骨腫症と色素性絨毛結節性滑膜炎)。これらは、がんではありません(良性)が、関節に重度の損傷を引き起こすことがあります。どちらも通常は、1つの関節(膝や股関節が最も多い)に発生し、痛みと体液の貯留を起こすことがあります。

これらの病気を診断するために、医師はX線検査CT(コンピュータ断層撮影)検査MRI(磁気共鳴画像)検査、またはこれらを組み合わせて行います。

どちらの場合の治療も、異常な滑膜を手術で取り除く必要があります(滑膜切除術と呼ばれます)。

骨の腫瘍の概要も参照のこと。)

色素性絨毛結節性滑膜炎

色素性絨毛結節性滑膜炎では、関節の滑膜が腫れ、増殖します。この増殖により、関節周辺の軟骨や骨が傷つきます。さらに、滑膜から過剰な体液が分泌され、痛みと腫れの原因になります。関節内に血の混じった液体が現れることがよくあります。通常は、1つの関節に発生します。

治療後にこの病気が再発する場合は、人工関節全置換術が必要になることがあります。まれですが数回の滑膜切除術の後に、放射線療法を行うことがあります。

滑膜軟骨腫症

滑膜軟骨腫症(以前は滑膜骨軟骨腫症と呼ばれていた)は、関節の滑膜の細胞が、軟骨を生成する細胞に変化する病気です。変化した細胞は、軟骨のかたまりを生成することがあり、それが関節の周りの隙間に脱落して、遊離体になります。これは米粒よりも小さいことがあり、痛みと腫れの原因になります。この病気は、まれにがんになる(悪性化する)ことがあります。

症状がひどい場合、異常な滑膜とともに遊離体を取り除きます。この病気は治療後に再発することがよくあります。

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