滑液包炎は、滑液包(液体で満たされた平らな袋で、皮膚、筋肉、腱、靱帯と骨がこすれる部分で衝撃を吸収し摩擦を軽減する)の痛みを伴う炎症です。滑液包炎は、かかと(踵骨)の底部に発生することがあります。
(足の問題の概要 足の問題の概要 足の問題の一部は、例えば、足のけがで起こるように足自体から始まります。問題は、足のあらゆる骨、関節、筋肉、腱、靱帯に起こります。 足と足首の骨折が、かなり多くみられます。 他には、 糖尿病、 痛風、その他の関節炎など、体のいろいろな部位に影響を及ぼす病気が原因で起こる問題もあります。... さらに読む も参照のこと。)
かかとがズキズキ痛むことがあり(特に靴を脱いでいるとき)、わずかに熱をもち、腫れていることがあります。ランニングやウォーキング中に、かかとが最初に着地するときに痛みが最も強くなります。
踵骨下滑液包炎の診断は、症状と診察所見に基づいて下されます。
治療としては、麻酔薬とコルチコステロイドの混合液を注射し、医師は、底の柔らかい靴にかかとを保護する衝撃吸収パッドを着けて履くように指導します。