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キーンベック病

執筆者:

David R. Steinberg

, MD, Perelman School of Medicine at the University of Pennsylvania

最終査読/改訂年月 2018年 8月
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キーンベック病は、手の月状骨に生じ、血液供給が阻害されて骨が壊死を起こす病気(骨壊死)です。

手の病気の概要も参照のこと。)

月状骨は手首にある手根骨の1つです。

手首の骨

手根骨は手首の骨です。手根骨は、前腕の骨と手の骨の間に位置しています。

手首の骨

キーンベック病は比較的まれです。月状骨への血液供給が障害される理由は不明です。一般的に、患者にはけがをした覚えはありません。20~45歳の男性の利き手に最も多くみられ、通常は、体力を使う肉体労働者にみられます。

症状

キーンベック病の症状は、一般に手首の痛みから始まることが多く、手首の付け根の中央にある月状骨の部分が徐々に痛み始めます。最終的に手首の甲側が腫れて、こわばりが生じることがあります。キーンベック病は患者の10%で両手に発症します。

診断

  • 画像検査

MRI(磁気共鳴画像)検査CT(コンピュータ断層撮影)検査により、早期の段階でキーンベック病の診断が可能であり、必要であれば、後にX線検査で診断を確定できます。

治療

  • 手術

月状骨にかかる圧力を軽減するため、例えば、月状骨につながる骨を長くしたり、短くするなどの手術を行います。これに代わる手術による治療として、月状骨への血行再建も試みられます(骨移植や血管の移植など)。月状骨がつぶれている場合は、痛みを軽減する最後の手段として、手首の骨を切除するか、手術でつないで固定します(関節固定術と呼ばれます)。

この病気に対して、手術以外に成功している治療法はありませんが、非常に軽症の場合は手首用の副子をつけることで痛みが緩和することがあります。

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