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運動負荷試験

執筆者:

Noah Lechtzin

, MD, MHS, Johns Hopkins University School of Medicine

最終査読/改訂年月 2017年 7月
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肺疾患があるかどうかを評価するため、ときに運動負荷試験が行われることがあります。これらの試験は、心疾患を診断するために行われる運動負荷試験とは別のものです。最も一般的な運動負荷試験は、6分間歩行と心肺運動負荷試験の2つです。

6分間歩行

これは、平地で6分間、自分のペースでどれくらいの距離を歩けるかをみる単純な試験です。この試験では患者の全身機能を評価できますが、運動能が低下していることが分かった場合に、どの臓器や器官系(循環器系、呼吸器系、筋骨格系など)に問題があるのかを見分けることはできません。患者がどの程度努力しているのかを評価することもできません。この試験は、肺移植や肺容量減少手術の前と後に行って治療や呼吸リハビリテーションへの反応をモニタリングしたり、心臓や肺の病気がある人で死亡リスクや身体障害のリスクを予測したりするのに用いられます。

心肺運動負荷試験

この試験では、心臓の機能をコンピュータで解析し、肺に取り込まれている空気の量、二酸化炭素の産生量、酸素を血流に取り込み二酸化炭素を血流から除去する肺の能力などを評価します。この試験は、安静時と、トレッドミルや自転車エルゴメーター上で運動しているときとに行われます。運動の強度を次第に上げていき、症状が出始めてそれ以上運動できなくなるところで止めます。

心肺運動負荷試験における主な評価項目は、患者の運動能が正常であるか低下しているかをみること、および運動能が低下している場合はそれが心臓や肺の病気によるものか単なる衰弱(デコンディショニング)によるものかを判定することです。心肺運動負荷試験を安静時と運動時に行うことで、より限定的な機能に着目した検査に比べ、あるいは安静時にだけ行った場合に比べて、より早期に病気を特定できます。

心肺運動負荷試験は、治療に対する反応をモニタリングしたり、呼吸リハビリテーションの運動プログラムを立てたりする上でも利用されます。

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