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気道腫瘍

執筆者:

Robert L. Keith

, MD, Division of Pulmonary Sciences and Critial Care Medicine, Department of Medicine, Eastern Colorado VA Healthcare System, University of Colorado

最終査読/改訂年月 2018年 4月
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気管、のど(咽頭)、声帯(喉頭)に腫瘍が発生すると、これらの構造物の内部に増殖するか、それらを圧迫し呼吸を妨げることがあります。体内の他の部位にできた腫瘍がこれらの領域に広がる(転移する)こともあります。

気管内に発生する腫瘍はまれです。このような腫瘍は悪性であることが多く、局所的に進行した(近くの組織またはリンパ節に広がった)段階で発見されます。

最も一般的な悪性気管腫瘍には、扁平上皮がん、腺様嚢胞がん、カルチノイド腫瘍、粘表皮がんなどがあります。

最も一般的な良性の気道腫瘍は扁平上皮乳頭腫ですが、他の良性の腫瘍も発生する可能性があります。

症状

気道腫瘍の症状には以下のものがあります。

  • 息切れ(呼吸困難)

  • せき

  • 喀血

  • 喘鳴またはその他の異常な呼吸音

嚥下困難(ものを飲み込むのが難しくなること)や声がれがみられることもあります。

診断

  • 気管支鏡検査

症状が徐々に発生し、標準的な治療法では効果がない場合、例えば喘息の治療に使用される薬で喘鳴が軽快しない場合、医師は気道腫瘍を考慮することがあります。気道腫瘍が疑われる場合は、気管支鏡検査が行われます。気管支鏡検査により気道閉塞が軽減すると同時に、診断のためのサンプルを採取できます。

がんが発見された場合、病期分類のためにより広範な検査が行われます。

予後(経過の見通し)

予後はがんの種類によって異なります。頸部や胸部のリンパ節に広がったり、近くの構造内へ増殖したりしているがんは予後が悪い傾向にあります。

治療

  • 手術

  • 放射線療法

  • 閉塞を軽減する処置

一部の気道腫瘍は、可能であれば外科的に除去すべきです。それ以外の場合は、放射線療法(ときに化学療法を併用)または分子標的療法が推奨されます。

手術が不可能な場合は、侵襲性の低い手技を用いて腫瘍の一部を切除することができます。レーザーによる気化、光線力学療法、凍結療法、気管支内の密封小線源治療は、気道をふさぐ腫瘍を除去するための選択肢です。腫瘍が気管を圧迫している場合は、気管にステントを留置して気管の開通を維持するか、放射線療法によって腫瘍を縮小させます。

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