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遷延性排尿、排尿時のいきみ、排尿後尿滴下

執筆者:

Anuja P. Shah

, MD, David Geffen School of Medicine at UCLA

医学的にレビューされた 2019年 9月
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排尿を始める際に尿が出づらい(遷延性排尿)、いきむ必要がある、排尿中の勢いが弱い、排尿を終えた後に少量の尿が漏れる(排尿後尿滴下)などの症状は、いずれも尿道に部分的な閉塞がある場合によくみられます。男性の場合、 前立腺の肥大 前立腺肥大症 前立腺肥大症(BPH)とは、前立腺が大きくなる良性の病気で、排尿が困難になることがあります。 前立腺は年齢とともに大きくなります。 排尿が困難になることがあり、尿意がより頻繁に、より切迫して感じるようになることがあります。 通常、診断は直腸診の結果に基づいて下されますが、前立腺がんがないか確認するために血液サンプルを採取することもあります... さらに読む による尿道の圧迫が原因になっている場合が多いですが、まれに 尿道自体の内径が細くなっていること(狭窄) 尿道狭窄 尿道狭窄とは、瘢痕によって尿道が狭くなった状態です。 尿道狭窄は以下の場合があります。 出生時からみられる 感染症やけがの後に発生する 尿道狭窄の原因で最も多いのは過去の外傷です。性感染症などの過去の感染は、今では原因になることはまれです。原因が分からないケースもよくあります。 さらに読む が原因の場合もあります。男児で同様の症状がみられる場合は、生まれつき尿道が異常に細くなっているか、尿道の出口部分が異常に狭くなっている可能性があります。女性でも尿道の出口部分が異常に狭くなる場合があります。

前立腺の診察は、手袋をした上から潤滑剤を塗った指を直腸内に挿入して指診を行う直腸指診によって行われます。前立腺の肥大が認められた場合は、前立腺特異抗原(PSA)の血中濃度を測定する血液検査が行われることがあります。ときに前立腺の超音波検査も行われます。尿道の狭窄が疑われる場合は、 膀胱鏡検査 膀胱鏡検査 膀胱および尿道の病気(例えば、 膀胱腫瘍、 膀胱結石、 前立腺肥大症)の中には、観察用の柔軟な管状の機器(膀胱鏡という内視鏡の一種)による観察で診断できるものもあります。膀胱鏡は鉛筆ほどの太さをした内視鏡で、実際に尿道と膀胱の内部に挿入されるのは15~30センチメートルほどの部分です。膀胱鏡の多くはライトと小さなカメラが内蔵されているファイバースコープで、それにより膀胱と尿道の内部を観察することができます。先端部に物をはさむための器具が... さらに読む (内視鏡を膀胱内に挿入する検査)を行うこともあります。

前立腺肥大症に対する治療法としては、薬物療法と手術があります。男性の尿道狭窄に対する治療法としては、カテーテルを陰茎を通して膀胱内まで挿入して尿道を拡張(伸展)させる方法があります。また、中空のチューブ(ステント)を挿入して尿道を開通した状態に保つ処置が必要になる場合もあります。外科的な治療法としては、尿道を再建する手術や、その他の手術法が選択されます。

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