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後天性腎嚢胞

執筆者:

Navin Jaipaul

, MD, MHS, Loma Linda University School of Medicine

最終査読/改訂年月 2018年 7月
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ときに、腎臓に液体で満たされた袋状の病変(嚢胞)が形成されるものの、腎臓に深刻な問題が起きない場合があります。

通常、後天性の嚢胞は症状を引き起こさず、腎臓の機能にも影響を及ぼしません。片側または両側の腎臓に、単一あるいは多数の嚢胞が形成されることがあります。

嚢胞(通常は複数)が形成される理由は解明されていません。しかし、多発性の嚢胞は慢性腎臓病のある人、特に何年も透析を受けている人でよくみられます。透析を10年以上にわたって受けている人では、50%以上で嚢胞が認められます。

後天性嚢胞は通常症状を引き起こしませんが、ときに、血尿わき腹(側腹部)の痛み、感染症(典型的には発熱および体幹側部の痛みをもたらす)がみられます。後天性嚢胞のある人、特に移植腎を有する人や数年にわたり透析を受けている人は、腎臓がんのリスクがあります。このため、医師によっては、超音波検査CT(コンピュータ断層撮影)検査を用いて後天性嚢胞の患者を定期的にモニタリングします。

後天性嚢胞は、別の理由で行われたCT検査または超音波検査で最も多く検出されます。

持続的な出血や感染症を引き起こす嚢胞には、ドレナージ(排液)が必要になることがあり、まれに腎臓の一部や腎臓全体を切除する手術(腎部分切除術または腎摘出術)が必要になることもあります。腎臓がんに発展する嚢胞には腎摘出術が必要になることもありますが、そのような事態はまれにしか起きません。

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