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下部食道輪

(シャッキイ輪、B輪)

執筆者:

Kristle Lee Lynch

, MD, Perelman School of Medicine at The University of Pennsylvania

最終査読/改訂年月 2018年 5月
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下部食道輪は、下部食道に狭窄(きょうさく)を起こし、ほとんどの場合は生まれたときから存在します。

食道は、のど(咽頭)から胃までをつなぐ中空の管です。(食道閉塞の概要も参照のこと。)

一部の下部食道輪は、胃酸逆流や飲み込みが不完全だった錠剤に起因する食道の炎症(びらん性食道炎)によって生じることがあります。

正常な下部食道の直径は約2センチメートルです。しかし、下部食道輪(硬い組織の輪)によって直径が約1.25センチメートル以下にまで狭まることがあり、固形物が飲み込みにくくなることがあります。この症状は年齢を問わず始まりますが、通常は25歳以降に始まります。嚥下困難は消長を繰り返し、特に肉や乾燥したパンを食べたときに悪化します。

しばしば、嚥下困難の原因を調べるために内視鏡(柔軟な管状の機器)で食道を観察する検査(内視鏡検査)を行った際に、下部食道輪が発見されます。食道造影検査でも下部食道輪が写し出されます。この検査では、バリウムという液体状の造影剤を飲んでもらってから、X線撮影を行います。バリウムによって食道の輪郭が描き出され、異常が見やすくなります。

食べものをよく噛みくだいた上で少量の水とともに飲み込めば、通常は症状を予防できます。内視鏡(観察用の柔軟な管状の機器)を口とのどから食道に挿入して狭窄部を修復したり、先端が丸い器具(ブジーと呼ばれる)を用いて食道を広げたりします。まれですが、収縮している食道輪を手術で拡げることもあります。

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