Msd マニュアル

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執筆者:

Atenodoro R. Ruiz, Jr.

, MD, The Medical City, Pasig City, Metro-Manila, Philippines

最終査読/改訂年月 2017年 10月
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本ページのリソース

胃は大きな豆のような形の筋肉でできた中空の臓器で、以下の3つの部分から成ります。

  • 噴門(ふんもん)部

  • 胃体(胃底)部

  • 胃前庭部

消化器系の概要も参照のこと。)

食道を通ってきた飲食物は、下部食道括約筋を通過して胃に入ります。

胃の上部は食べものを一時的に収容する場所として働きます。ここでは、噴門部と胃体部が弛緩(しかん)して、入ってきた食べものを収容します。その後、胃前底部(胃の下部)がリズミカルに収縮して、食べものを消化しやすいように胃酸や酵素(胃液)と混合したり小さく粉砕したりします。胃の内面を覆っている細胞は、粘液、塩酸、ペプシン(タンパク質を分解する酵素)の前駆体という3種類の重要な物質を分泌します。粘液は、胃の内面の細胞を覆い、酸や酵素で損傷しないように保護しています。細菌のヘリコバクター・ピロリの感染や アスピリンの服用などによってこの粘液層が破壊されると、胃が損傷を受けて胃潰瘍の原因となります。

胃の位置

胃の位置

塩酸は、ペプシンがタンパク質を分解するのに必要な強い酸性の環境をつくります。また、胃の中が強酸性であることは、大部分の細菌を殺して感染を防ぐ役割も果たしています。胃酸の分泌は、胃に送られる神経信号や、ガストリン(胃から放出されるホルモン)、ヒスタミン(胃から放出される化学物質)に刺激されて起こります。ペプシンは、タンパク質の一種で肉の主な成分であるコラーゲンを消化する、唯一の酵素です。

胃から血液中に直接吸収される物質は、アルコールや アスピリンなど数種類しかなく、その吸収量もわずかです。

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