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X線検査

執筆者:

Walter W. Chan

, MD, MPH, Harvard Medical School

最終査読/改訂年月 2014年 4月
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消化器系の問題の評価にはX線検査がよく使われます。標準的なX線検査では、特別な準備は何も必要ありません( 単純X線検査)。消化管に閉塞や麻痺がある場合や、腹腔内のガスの分布が異常な場合は、通常は標準的なX線検査で明らかになります。また、肝臓、腎臓、脾臓の腫大も標準的なX線検査で明らかになります。

下部消化管造影検査では、多くの場合、標準のX線検査より多くの情報が得られます。味つけした液体バリウムまたはバリウムでコーティングした食べものを飲み込んだ後、X線撮影を行います。バリウムがX線画像上で白く写ることで消化管の輪郭が描き出され、食道、胃、小腸の輪郭や粘膜の様子が明らかになります。バリウムが異常のある部位に集まり、潰瘍、腫瘍、閉塞、びらん、拡張して大きくなった食道静脈が明らかになることがあります。

バリウムがどこにあるか確認するために、間隔を空けて複数回X線撮影を行うこともあります。連続的に撮影を行うX線透視検査という方法では、バリウムが消化管を通過していく様子を観察します。この検査法では、食道と胃の機能の程度を確認し、それらの収縮が正常化どうかを判定し、食べものが詰まっているかどうかを知ることができます。

バリウムは、大腸下部を映し出すために注腸されることがあります。鼻から挿入し、胃を通過して小腸まで入れた細いチューブを介してバリウムを投与することも可能です(ゾンデ法による小腸造影検査)。下部消化管造影またはゾンデ法による小腸造影検査では、X線画像でポリープ、腫瘍、その他の構造的異常を示すことができます。この検査法では、けいれん性の腹痛や多少の不快感が生じることがあります。

飲んだバリウムや注腸したバリウムは、最終的には便として排泄され、便はチョークのような白色になります。バリウムによって顕著な便秘が起こることがあるため、排泄を早めるために弱い下剤が処方されることがあります。

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