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酸および逆流に関係する検査

執筆者:

Walter W. Chan

, MD, MPH, Harvard Medical School

最終査読/改訂年月 2014年 4月
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概要

酸および逆流に関係する検査は、主に食道(のどから胃につながる中空の管)への酸逆流の診断に使用されます。検査では、食道に入れた柔軟な細い管(カテーテル)に付いたモニター、または下部食道に一時的に取り付けたワイヤレスの酸をモニタリングする機器を用います。検査前の深夜0時から一切飲食してはいけませんが、モニタリング機器の取り付け後は通常通りに自宅に帰って飲食できます。通常、この機器は24~48時間留置されます。合併症が起こることはめったにありません。

カテーテルを用いたモニタリング

医師が合成樹脂製の細いチューブを鼻から食道へ挿入します。このチューブは24時間にわたり留置されます。チューブには1個または複数のpHプローブが付いています(pHは酸性度の尺度)。このプローブで胃から出て食道に入った酸(酸逆流と呼ばれる)が検出されます。プローブに付いたワイヤーから身体に装着されたデータ記録装置に測定結果が送信されます。患者は24時間にわたり症状、食事、睡眠について記録しておきます。医師は、プローブのデータと症状の記録を照合し、症状が発生したときに酸が存在しているかどうかを確認します。新型の一部のカテーテルは、酸性度に関係なく、胃から出たあらゆる液体を検出できるプローブも備えています。そのため、このような新型のカテーテルでは、食道への酸逆流と酸以外の逆流の両方を測定することが可能です。

ワイヤレスモニタリング

医師は、ワイヤレスのpHを感知するカプセルを用いて食道中の酸をモニタリングすることもできます。口から挿入した内視鏡(観察用の柔軟な管状の機器― 内視鏡検査 内視鏡検査 内視鏡検査とは、柔軟な管状の機器(内視鏡)を用いて体内の構造物を観察する検査です。チューブを介して器具を通すことができるため、内視鏡は多くの病気の治療にも使うことができます。口から挿入する内視鏡検査では、食道(食道鏡検査)、胃(胃鏡検査)、小腸の一部(上部消化管内視鏡検査)が観察できます。肛門から挿入する内視鏡検査では、直腸(肛門鏡検査)、大腸下部と直腸と肛門(S状結腸内視鏡検査)、大腸全体と直腸と肛門(大腸内視鏡検査)が観察できます。... さらに読む )を用いて、食道の下の部分にカプセルを取り付けます。このカプセルは、48時間にわたり酸が触れていないか連続的にモニタリングし、体に装着した受信機に結果を無線で送信します。そのため、カテーテルを用いた検査と異なり、検査期間中に鼻にチューブを留置することはありません。カテーテルを用いた検査と同様に、患者は検査期間中に症状、食事、睡眠について記録し、そうすることで、医師は症状が発生したときに酸が存在しているかどうかを知ることができます。このカプセルは取り出す必要はありません。通常は、1週間以内に剥がれ落ちて、便とともに排出されます。カプセルを取り付けている間だけ、データが無線で送信されるため、便から回収する必要はありません。

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