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エキナセア

執筆者:

Melissa G. Marko

, PhD, Nestle Nutrition;


Ara DerMarderosian

, PhD, University of the Sciences

最終査読/改訂年月 2016年 1月

栄養補助食品の概要も参照のこと。)

エキナセアは北米原産の野生の花であり,生物学的に活性のある様々な成分を含有する。

効能

エキナセアは免疫系を刺激すると言われている。感冒の初期段階で摂取すれば,感冒症状の持続期間が短縮すると言われている。適切に構成された試験ではこの効果は証明されていない。

外用製品は創傷治癒を促進するために用いられる。

エビデンス

一般的な感冒の予防および/または治療におけるエキナセアの役割に関する研究結果は一貫していない。結果が一貫しない最大の要因は,使用する植物原料の違い(ある植物の異なる部位,異なる種類の植物)およびサプリメントの最終的な組成のばらつきにある。2006年のCochrane Reviewによると,地上部分が感冒の初期治療に効果的である可能性があるほか,他の調合法によるエキナセア製剤も感冒の予防に役立つ可能性がある(1)。しかしながら,さらに精密なランダム化比較試験を行う必要がある。

有害作用

ほとんどの有害作用は軽度で一過性である;めまい,疲労,頭痛,および消化管症状などがある。他に有害作用は知られていない。エキナセアはT細胞を刺激する可能性があるため,理論的には自己免疫疾患,多発性硬化症,AIDS,結核,臓器移植患者に禁忌である。エキナセアは一部のチトクロムP450酵素を抑制し別の酵素を刺激する;したがってこうした酵素によって代謝される薬物(例,タンパク同化ステロイド,アゾール系抗真菌薬,メトトレキサート)と相互作用を起こす可能性がある。ブタクサ,キク,マリーゴールド,ヒナギク,または関連するアレルゲンへのアレルギーがある患者には,アレルギー反応がみられる可能性がある。

薬物相互作用

エキナセアは一部のチトクロムP450酵素を抑制し別の酵素を刺激する;したがってこうした酵素によって代謝される薬物(例,タンパク同化ステロイド,アゾール系抗真菌薬,メトトレキサート,エトポシド,その他の化学療法薬)と相互作用を起こす可能性がある。

エキナセアに関する参考文献

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