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メチレンジオキシメタンフェタミン(MDMA)

(エクスタシー)

執筆者:

Gerald F. O’Malley

, DO, Grand Strand Regional Medical Center;


Rika O’Malley

, MD, Albert Einstein Medical Center

最終査読/改訂年月 2016年 1月
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MDMA(3,4-メチレンジオキシメタンフェタミン)は,刺激作用と幻覚誘発作用があるアンフェタミン類似化合物である。

アンフェタミンも参照のこと。)

主にセロトニンを産生および放出するニューロンに作用するが,ドパミン作動性ニューロンにも作用する。通常は錠剤として摂取され,摂取後30~60分で効果が現れ,一般に4~6時間持続する。MDMAはしばしばダンスクラブ,コンサート,およびレイブパーティ(rave party)で使用される。

症状と徴候

MDMAは興奮状態と脱抑制を引き起こし,性的感覚,共感,および対人親密感が強調される。中毒作用は他のアンフェタミン類のそれと類似するが,中毒の発生頻度はさほど多くなく,これはおそらく,使用が間欠的である場合が多いためと考えられる。しかしながら,一時的な使用であっても,高体温や中枢を介した低ナトリウム血症などの重大な問題が起こることがある。間欠的な一時的使用による影響は明らかではない。劇症肝不全がまれに起こる。

長期的な反復使用により,アンフェタミンに類似した問題(依存など)が生じることがある。使用者の中には妄想性精神病が発生する人もいる。頻繁な反復使用により,認知機能低下が生じることもある。

診断

  • 臨床的評価

MDMAは,免疫測定法によるルーチンの尿薬物スクリーニングでは検出されない場合がある。

治療

  • 急性中毒および依存に対する対症療法

急性中毒と依存の治療はアンフェタミンの治療と同様であるが,ときに急性過剰摂取に対する治療が必要となる。

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