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放射能兵器

執筆者:

James M. Madsen

, MD, MPH, U.S. Army Medical Research Institute of Chemical Defense (USAMRICD)

最終査読/改訂年月 2019年 5月
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電離放射線については別の箇所で詳細に考察されている(放射線曝露および汚染 放射線曝露および汚染 電離放射線は,放射線量,照射線量率,放射線の種類,曝露した体の部位などの因子に応じて,組織に様々な損傷を引き起こす。症状は,局所的(例,熱傷)であることも,全身的(例,急性放射線症)であることもある。診断は,曝露歴,症状と徴候により行い,ときに汚染場所の特定と放射性核種による汚染の同定に放射線検知器を使用する。管理は,関連する外傷,除染,... さらに読む 放射線曝露および汚染 を参照)。電離放射線による多数の被害者は,原子力装置(核分裂)または熱核反応装置(核融合)の爆発,放射性物質を用いた従来の爆発物による汚染(このような兵器は放射性物質拡散装置,またはダーティボムと呼ばれる),または放射線源を隠して設置すること(例,地下鉄の座席の下)により発生する可能性がある。

放射線曝露としては以下のものがある:

  • 汚染(体外または体内)

  • 放射線照射

  • その両方

汚染とは,放射性物質(典型的には塵埃または液体)との接触である。照射は電離放射線への曝露であるが,放射性物質への曝露ではない。

放射線が兵器として故意に使用された場合,患者が曝露した(被曝した)か,汚染されたか,またはその両方かを判定する必要がある。汚染が起こっていた場合,体外汚染か,体内汚染か,またはその両方かを判定する必要がある。頭字語ASPESTOS(ASBESTOS*:化学兵器または放射能兵器による多数の傷病者の二次評価 ASBESTOS*:化学兵器または放射能兵器による多数の傷病者の二次評価 集団災害(mass casualty incident:MCI)とは,利用可能な医療資源を圧倒する多数の死傷者が発生する事象である。これには自然災害(例,ハリケーン)のほか,交通機関の大事故や危険物質の放出,爆発,銃乱射など,数種類の意図的または偶発的な人災が含まれる。 集団殺傷兵器(mass... さらに読む の表を参照)を用いるとこれらの判定に役立つ。もう1つの有用な臨床情報源がオンライン上のダウンロード可能なモジュールであるRadiation Emergency Medical Management( REMM)である。

本稿で述べられている見解は著者の見解であり,米国陸軍省(Department of Army),米国国防総省(Department of Defense),米国政府の公式の方針を反映したものではない。

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