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皮膚嚢腫

(表皮封入嚢腫[類表皮嚢腫];稗粒腫;毛髪嚢腫;外毛根鞘嚢腫[粉瘤])

執筆者:

Denise M. Aaron

, MD, Dartmouth-Hitchcock Medical Center

最終査読/改訂年月 2016年 6月
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表皮封入嚢腫は最も頻度の高い皮膚嚢腫である。稗粒腫は小さな表皮封入嚢腫である。外毛根鞘嚢腫は通常,頭皮に生じ,家族性にみられることがある。

良性の皮膚嚢腫は,嚢腫壁または嚢腫内壁の組織学的特徴と解剖学的な位置によって分類される。触診では,嚢腫は硬く,球状で可動性があり,圧痛はない;直径は通常約1~5cmの幅がある。

表皮封入嚢腫(類表皮嚢腫)は,内部で破裂して急速な増大,疼痛を伴う異物反応,および膿瘍形成を来さない限り,不快感を引き起こすことはまれである。表皮封入嚢腫では,しばしば表面に小さな点ないし開口部がみられ,内容物は白色のチーズ様で,悪臭がある。

稗粒腫は,顔面および頭皮に好発する表在性の微小な表皮封入嚢腫である。

外毛根鞘嚢腫(毛髪嚢腫)は,表皮封入嚢腫と同じに見えることがあるが,90%が頭皮に生じる。しばしば外毛根鞘嚢腫の家族歴がみられ,遺伝様式は常染色体優性である。

治療

  • 必要であれば嚢腫の切除

  • 稗粒腫の圧出

問題を起こしている嚢腫は切除することができる。再発を予防するため,嚢腫壁を含めて嚢腫全体を切除すべきである。破裂した嚢腫には切開排膿が可能であるが,最終的に嚢腫壁を除去しないと再発することがある。蜂窩織炎が生じていない限り,抗菌薬は不要である。

稗粒腫は,11番のメス刃と面皰圧出器を用いて圧出してもよい。

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