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須毛部仮性毛包炎

執筆者:

Wendy S. Levinbook

, MD, Hartford Dermatology Associates

最終査読/改訂年月 2016年 6月
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須毛部仮性毛包炎(pseudofolliculitis barbae)は,須毛が毛包を出る前に皮膚を貫通するか,毛包を出た後に弯曲して皮膚に迷入することで皮膚を刺激した結果,異物反応が発生した状態である。

須毛部仮性毛包炎は主として黒人男性に生じる。須毛部および頸部の周辺で最も著明となる。小さな丘疹および膿疱が形成され,細菌性毛包炎と混同されることがある。最終的には瘢痕を残すこともある。

診断は身体診察による。

治療

  • 急性炎症に対する温罨法と埋没毛の除去

  • ひげ剃りの中止

  • 感染および炎症に対して必要に応じて外用薬または内服薬

  • ときに毛包の除去

須毛部仮性毛包炎の急性症状(例,丘疹および膿疱)は,温罨法と針または毛抜きを用いる埋没毛の用手的除去によって治療できる。

軽度の炎症には,ヒドロコルチゾン1%外用薬または外用抗菌薬を使用することができる。中等度から重度の炎症には,内服薬のドキシサイクリン(50~100mg,1日2回)またはエリスロマイシン(250~500mg,1日4回;333mg,1日3回;500mg,1日2回)を使用することができる。

軽度から中等度の症例には,トレチノイン(レチノイン酸)液またはクリームと過酸化ベンゾイルクリームも効果的であるが,皮膚を刺激することがある。

eflornithine hydrochlorideの外用クリームが,毛髪の成長を遅らせる効果により有用となる場合がある。毛髪は伸ばして皮膚の外へ出すようにすべきであり,その後は伸びた毛を長さ約0.5cmに切るのがよい。除毛剤を使用してもよいが,皮膚に刺激感が生じることがある。

電気分解またはレーザー治療により,毛包を永続的に除去することが可能である。

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