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類乾癬

執筆者:

Shinjita Das

, MD, Harvard Medical School

最終査読/改訂年月 2017年 1月
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類乾癬とは,斑状丘疹状または鱗屑性病変を特徴とする一群の皮膚疾患を指す。

類乾癬とは,病態があまり解明されていない一連の疾患群を指す用語であり,それぞれの区別は不明瞭で,複数の臨床的特徴を共有する。類乾癬は乾癬とは無関係であり,鱗屑を伴う局面がときに乾癬に似ることから,このように呼ばれている。

類乾癬には大きく分けて2つの病型がある:

  • 小局面型:通常は良性

  • 大局面型:皮膚T細胞リンパ腫(CTCL)の前駆症

小局面型類乾癬からCTCLへの変化は極めてまれである。大局面型類乾癬は10年当たり約10%の頻度でCTCLに変化する。

症状と徴候

通常,局面は症状を伴わない;典型的な外観は,鱗屑を伴う光沢のないピンク色の薄い斑および局面で,わずかに萎縮または皺を伴う。対照的に,乾癬の局面は境界明瞭で,銀白色の厚い鱗屑を伴ってピンク色をしている。

小局面型類乾癬は直径5cm未満の病変と定義されるのに対し,大局面型類乾癬の病変は直径5cm以上である。

小局面型類乾癬では,ときに皮膚分節(特に側腹部および腹部の皮膚分節)に沿って指状の局面が生じる。類乾癬でみられる指状の局面は5cmを超えることもあるが,小局面型類乾癬におけるCTCLへの悪性化は極めてまれである。

予後

どちらの病型も経過は予測できず,定期的に臨床経過を追跡して生検を行うことが,CTCLの発生リスクを知る上で最善の方法となる。

治療

小局面型類乾癬の治療は不要であるが,皮膚軟化剤,タール製剤もしくはコルチコステロイドの外用,光線療法,これらの併用などが可能である。

大局面型類乾癬の治療は,光線療法(ナローバンドUVB[NBUVB])またはコルチコステロイドの外用である。

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