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ヒトパピローマウイルスワクチン

執筆者:

William D. Surkis

, MD, Jefferson Medical College;


Jerome Santoro

, MD, Jefferson Medical College

最終査読/改訂年月 2014年 11月
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詳細については,Human Papillomavirus (HPV) ACIP Vaccine Recommendationsを参照のこと。

製剤

2つのワクチンが利用できる:

  • 次の4つの型のHPVを対象とする4価ワクチン(HPV4):視認可能な尖圭コンジローマの90%以上の原因となっている6型および11型と,ほとんどの子宮頸癌の原因となっている16型および18型

  • 16型および18型の感染を予防する2価ワクチン(HPV2)

女性にはどちらのワクチンも使用でき,HPV4は男性にも使用される。

どちらのワクチンも,組換えDNA技術を利用してHPVの主要カプシドタンパク(L1)から調製される。L1タンパクは,自然に会合して,感染性も発癌性もないウイルス様粒子(VLP)を形成する。

HPV 9型に対して効果を示す新しいワクチンが近々利用できるようになる予定である。この新しいワクチンは,4価ワクチンと同じ型のHPVをカバーするほか,HPV 31型,33型,45型,52型,58型に対する予防効果が追加されており,これによりHPVに関連する癌の予防効果が拡張されている。

適応

HPVワクチンは,ルーチンの小児予防接種の1つである( 7~18歳を対象期間とする推奨予防接種スケジュール)。

HPV4またはHPV2は,11~12歳の女児と過去に予防接種を受けていない26歳までの女性に推奨されている。

HPV4は,11歳または12歳の男児と過去に予防接種を受けていない26歳までの男性に推奨される;HPV4はまた,この年齢層で男性間性交渉を行う全ての男性にも推奨される。

易感染状態の全ての個人(HIV感染者を含む)が過去に予防接種を受けていない場合も,26歳まで予防接種が推奨される。

禁忌および注意事項

禁忌としては以下のものがある:

  • 以前の接種後に,またはワクチン成分に対して,重度のアレルギー反応(例,アナフィラキシー)を起こしたことがある

  • 妊娠

HPVワクチンは妊婦には推奨されないが,接種前の妊娠検査は不要である。一連の接種を開始した後に妊娠が診断された場合は,特に介入は不要であるが,残りの接種は妊娠が終わるまで延期すべきである。

主な注意事項は次の通りである:

  • 発熱の有無にかかわらず,中等度または重度の急性疾患が認められる(その疾患が消失するまで接種を延期する)

用量および用法

用量は0.5mLの筋肉接種であり,計3回のスケジュール(0カ月,2カ月,6カ月)で接種する。

有害作用

重篤な有害作用は報告されていない。軽度の有害作用には,注射部位の疼痛,発赤,腫脹,および圧痛などがある。

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