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細菌性血管腫症

(epithelioid angiomatosis)

執筆者:

Larry M. Bush

, MD, FACP, Charles E. Schmidt College of Medicine, Florida Atlantic University;


Maria T. Perez

, MD, Wellington Regional Medical Center, West Palm Beach

最終査読/改訂年月 2016年 5月
本ページのリソース

細菌性血管腫症は,Bartonella henselaeまたは B. quintanaを原因菌とする皮膚感染症である。

バルトネラ感染症の概要も参照のこと。)

細菌性血管腫症は,ほぼ常に易感染者に発生し,赤みを帯びて隆起した苺状の皮膚病変を特徴とし,しばしば周囲を環状の鱗屑が取り囲んでいる。病変部に損傷が生じると大量出血を来す。カポジ肉腫や化膿性肉芽腫に類似することがある。

B. quintana感染症はシラミを介して伝播し, B. henselae感染症はペットのネコからノミを介して伝播すると考えられている。病巣は網内系全体に拡大し,細菌性肝紫斑病(bacillary peliosisーBartonella属細菌による肝紫斑病)を引き起こすことがあり,特にAIDS患者でその傾向がみられる。

細菌性血管腫症の診断には,皮膚病変の病理組織学的検査,培養,およびPCR解析が必要である。特殊染色と長期間の培養が必要となるため, Bartonella属細菌の疑いがあることを検査室に連絡しておくべきである。

細菌性血管腫症の治療は,エリスロマイシン500mg,経口,6時間毎またはドキシサイクリン100mg,経口,12時間毎であり,少なくとも3カ月は継続する。フルオロキノロン系薬剤とアジスロマイシンが代替薬である。

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