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輸血の手技

執筆者:

Ravindra Sarode

, MD, The University of Texas Southwestern Medical Center

最終査読/改訂年月 2018年 11月

注意:輸血を開始する前に,患者の同意を得るべきであり,ベッドサイドで患者の識別バンド,血液製剤のラベル,および適合試験報告書をチェックして,その血液成分が受血者への輸血を目的としたものであることを確認しなければならない。

18G(またはさらに太い)針を使用して,赤血球の機械的損傷および溶血を予防する。血液成分の輸注には,標準フィルターを常に使用すべきである。血液バッグ内または血液と同じチューブ内への注入には生理食塩水の静注のみを許すべきである。低張溶液は赤血球を溶解し,乳酸リンゲル液中のカルシウムは凝固を引き起こすことがある。

血液または血液成分の輸血は,1単位当たり4時間以内に完了すべきであり,これより長くなると,細菌増殖のリスクが高まる。心不全または循環血液量増加のために時間をかけて輸血しなければならない場合は,血液バンクで数単位に小分けしてもよい。小児では,1単位の血液を滅菌済みの小分けにして数日間にわたって使用することが可能で,これにより複数の供血者への曝露を最小限に抑えられる。

緻密な観察は,特に最初の15分間が重要であり,体温,血圧,脈拍数,および呼吸数を記録する。輸血中および輸血後は定期的な観察を継続し,その間に体液の状態を評価する。悪寒が輸血反応と解釈される場合があるため,患者を覆って保温し,悪寒を防ぐ。夜間の待機的輸血は推奨されない。

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