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貧血の治療

執筆者:

Evan M. Braunstein

, MD, PhD, Johns Hopkins University School of Medicine

最終査読/改訂年月 2019年 2月
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可能であれば,貧血の原因 貧血の病因 貧血では,赤血球数が減少し,その結果ヘマトクリットおよびヘモグロビン量が減少する。(赤血球産生も参照のこと。) 赤血球量は,赤血球の産生と崩壊または喪失とのバランスで決まる。そのため,以下の3つの基本的機序のうち,1つ以上に該当すると貧血になる可能性がある(貧血の原因別分類の表を参照): 失血 赤血球産生低下 溶血亢進(赤血球崩壊) さらに読む に対する治療を行う。ヘモグロビンが危険なほど低下した場合(例,心肺機能不全以外の患者では7g/dL[70g/L]未満,心肺機能不全患者では閾値がこれより高い)は,赤血球輸血は一時的に酸素運搬能を増加させる。赤血球輸血は,以下の患者のみに限定すべきである:

  • 心肺症状を有する患者またはそのリスクが高い患者

  • 失血が激しくコントロール不能な患者

  • ある種の低酸素性または虚血性の末梢臓器機能不全(例,基礎疾患として心不全または重症慢性閉塞性肺疾患を有する患者における虚血性の神経症状,狭心症,頻脈など)の患者

輸血手技 輸血の手技 注意:輸血を開始する前に,患者の同意を得るべきであり,ベッドサイドで患者の識別バンド,血液製剤のラベル,および適合試験報告書をチェックして,その血液成分が受血者への輸血を目的としたものであることを確認しなければならない。 18G(またはさらに太い)針を使用して,赤血球の機械的損傷および溶血を予防する。血液成分の輸注には,標準フィルターを常に使用すべきである。血液バッグ内または血液と同じチューブ内への注入には生理食塩水の静注のみを許すべき... さらに読む および血液成分製剤 血液製剤 全血により,酸素運搬能の改善,血液量の増加,および凝固因子の補充が可能となり,過去には急速な大量失血に対して全血輸血が推奨されていた。しかしながら,成分輸血療法も同等に効果的であり,献血血液をより効率的に使用できることから,米国では一般に全血は利用できなくなっている。 通常は,濃厚赤血球が選択すべき成分で,これを用いてヘモグロビンを増加させる。適応は,患者によって異なる。健康状態が良好な患者であれば,ヘモグロビン値が7g/Lと低くとも酸... さらに読む については,本マニュアルの別の箇所で考察されており,貧血の評価 貧血の評価 貧血では,赤血球の数が減少する(ヘマトクリットまたは赤血球ヘモグロビン量で測定する)。男性では,貧血はヘモグロビン さらに読む 貧血の評価 も同様である。

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