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アンチトロンビン欠乏症

執筆者:

Joel L. Moake

, MD, Baylor College of Medicine

最終査読/改訂年月 2019年 8月
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アンチトロンビンはトロンビンおよび第Xa,第IXa,第および第XIa因子を阻害するため,アンチトロンビン欠乏症は静脈血栓症の素因となる。

アンチトロンビンはトロンビンと第Xa,第IXa,第XIa因子を阻害する血漿タンパク質であり,それにより血栓症を抑制する。

後天的な欠乏症は,播種性血管内凝固症候群 播種性血管内凝固症候群(DIC) 播種性血管内凝固症候群(DIC)は,循環血中のトロンビンおよびフィブリンの異常な過剰生成に関係する。その過程で血小板凝集および凝固因子消費が亢進する。緩徐に(数週間または数カ月かけて)進行するDICでは,主に静脈の血栓性および塞栓性の症状がみられる;急速に(数時間または数日で)進行するDICでは,主に出血が生じる。重度で急速進行性のDICは,血小板減少症,PTTおよびPTの延長,血漿Dダイマー(または血清フィブリン分解産物)濃度の上昇,... さらに読む ,肝疾患,もしくはネフローゼ症候群 ネフローゼ症候群の概要 ネフローゼ症候群では,糸球体疾患が原因で尿タンパク排泄量が3g/日を超え,これに浮腫および低アルブミン血症が伴う。小児でより多くみられ,原発性および続発性いずれの原因もある。診断は随時尿検体の尿タンパク/クレアチニン比測定または24時間蓄尿での尿タンパクの測定により,原因は病歴,身体診察,血清学的検査,腎生検に基づき診断される。予後および治療は原因によって異なる。 (糸球体疾患の概要も参照のこと。)... さらに読む を有する患者,またはヘパリン療法中に生じる。ヘパリンは,アンチトロンビンの活性化によって抗凝固作用を発揮する。

原因不明の血栓がみられる患者に対して臨床検査を実施し,ヘパリン存在下で患者の血漿によるトロンビンの抑制能を定量する。

治療

  • ワルファリンによる静脈血栓塞栓症の予防

静脈血栓塞栓症の予防には経口ワルファリンを用いる。

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