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統合失調感情障害

執筆者:

S. Charles Schulz

, MD, University of Minnesota Medical School

最終査読/改訂年月 2016年 7月
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統合失調感情障害は,意味のある気分症状,精神病,および他の統合失調症の症状により特徴づけられる。本疾患は,抑うつ症状または躁症状のエピソードが少なくとも1回認められることにより,統合失調症と鑑別される。

精神病とは,妄想,幻覚,まとまりのない思考および発語,現実との接触の喪失を示唆する奇異で不適切な行動(緊張病を含む)などの一連の症状を指す。

統合失調感情障害は,精神病患者に気分症状も認められる場合に考慮される。診断するには,全疾病期間の大半で意味がある気分症状(抑うつ症状または躁症状)が存在しており,かつ統合失調症の症状(妄想,幻覚,まとまりのない発語,非常にまとまりのない行動または緊張病性の行動,陰性症状)が2つ以上併存していることが必要である。

統合失調感情障害を統合失調症および気分障害と鑑別するために,症状およびその進行を長期的に評価することが必要になる場合がある。

予後は,統合失調症と比べて,いくらか良好であるが,気分障害よりは不良である。

治療

  • しばしば薬物療法,精神療法,および地域支援の組合せ

統合失調感情障害は長期的な能力障害につながることが多いため,総合的な治療(薬物療法,精神療法,および地域支援を含める)が必要になる場合が多い。

躁病型の治療には,抗精神病薬とリチウム,カルバマゼピン,またはバルプロ酸との併用が抗精神病薬単独より効果的となる場合がある。

抑うつ型の治療には,まず第2世代抗精神病薬を投与する。次に,精神病状態の陽性症状が安定した後に,抗うつ薬を導入すべきであり,安全性プロファイルの理由から,SSRIが望ましい。

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