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自律神経性ニューロパチー

執筆者:

Phillip Low

, MD, College of Medicine, Mayo Clinic

最終査読/改訂年月 2017年 3月

自律神経性ニューロパチーは,自律神経線維が不均衡に侵される末梢神経疾患である。

自律神経系の概要も参照のこと。)

最もよく知られた自律神経性ニューロパチーは,糖尿病,アミロイドーシス,または自己免疫疾患に起因する末梢神経障害に伴うものである。

自己免疫性自律神経性ニューロパチーは,ウイルス感染後にしばしば発症する特発性疾患であり,発症は亜急性のことがある。

自律神経機能不全は通常,アルコール性末梢神経障害においては晩期の症候である。

その他の原因としては,毒性物質,薬物,腫瘍随伴症候群などが考えられる。

症状と徴候

自律神経性ニューロパチーの一般的な症状としては,起立性低血圧,神経因性膀胱,勃起障害,胃不全麻痺,頑固な便秘などがある。

体性神経線維に障害が起きた場合には,手袋靴下型の感覚消失および遠位筋の筋力低下を来すことがある。

診断

  • 臨床的評価

自律神経性ニューロパチーの診断は,自律神経不全の存在と神経障害の具体的原因(例,糖尿病,アミロイドーシス)を証明することに基づく。

ウイルス感染後には,自己免疫性自律神経性ニューロパチーが疑われる場合がある。自己免疫性自律神経性ニューロパチー患者の約半数では抗ganglionicアセチルコリン受容体抗体(α3サブユニット)が認めれるが,ときに他の自律神経性ニューロパチーの患者にもみられる。

治療

  • 基礎疾患の治療

基礎疾患を治療する。

自己免疫性自律神経性ニューロパチーは免疫療法が奏効することがあり,重症例には血漿交換または免疫グロブリン静注を用いることができる。

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