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運動系の評価方法

執筆者:

George Newman

, MD, PhD, Albert Einstein Medical Center

最終査読/改訂年月 2016年 9月
本ページのリソース

筋力の評価方法および神経学的診察に関する序論も参照のこと。)

四肢と肩甲帯を完全に露出させてから,以下について視診すべきである:

  • 萎縮

  • 肥大

  • 非対称な発達

  • 線維束性収縮

  • 筋強直

  • その他の不随意運動,例えば舞踏運動(短い痙攣様の運動),アテトーゼ(持続的でくねるような運動),ミオクローヌス(電気ショック様の筋収縮)など

患者をリラックスさせ,四肢を他動的に屈曲および伸展させることで,筋緊張に関する情報が得られる。

萎縮は筋量の減少により示されるが,両側性の萎縮や大きな筋または深層の筋の萎縮は,進行しないと目立たないことがある。高齢者では,筋量の減少がよくみられる。

肥大は,ある筋が別の筋の筋力低下を代償するために仕事量が増加することで生じる;仮性肥大は,筋肉組織が過剰な結合組織または非機能性物質(例,アミロイド)によって置換されることで生じる。

線維束性収縮(不規則で短時間の細かい筋収縮が皮下に認められる)は比較的よくみられる。線維束性収縮は正常な筋(特に高齢者の腓腹部の筋)に起こることもあるが,多くの場合下位運動ニューロンの病変(例,神経の変性または損傷,神経再生)を示唆する。

筋強直(持続性筋収縮後または筋を直接叩打した後の弛緩の遅延)は筋強直性ジストロフィーを示唆し,握った手を素早く開けないという現象としてみられることもある。

抵抗増大に続く弛緩(折りたたみナイフ現象)および痙縮は,上位運動ニューロンの病変を示唆する。

鉛管様筋強剛(可動域全体にわたる一様な筋硬直)は,しばしば歯車現象を伴い,基底核障害を示唆する。

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