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脊椎すべり症

執筆者:

Alfred J. Cianflocco

, MD, FAAFP, Cleveland Clinic

最終査読/改訂年月 2017年 2月
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脊椎すべり症は,腰椎の亜脱臼であり,通常は青年期に起こる。通常は関節突起間部の先天性欠損(脊椎分離症)により発症する。

脊椎すべり症は通常,固定化する。通常L3-L4,L4-L5,またはL5-S1の脊椎が侵される。

脊椎すべり症は,青年または若年成人で,運動選手であり,極めて軽微な外傷を負った場合に起こることが多い;関節突起間部の先天性欠損(脊椎分離症)による腰椎の脆弱性が原因である。この欠損部は容易に骨折し,骨片の分離によって亜脱臼が引き起こされる。脊椎すべり症はさらに,変形性関節症を有する60歳以上の患者でも,ごく軽微な外傷によって起こることがある。

軽度から中等度(50%以下の亜脱臼)であれば,特に若い患者では,痛みがほとんどまたは全く生じない可能性がある。脊椎すべり症は脊柱管狭窄症がその後発生する素因となりうる。重度外傷に起因する場合,脊椎すべり症が脊髄圧迫またはその他の神経脱落症状を引き起こすことがある;そのような異常が起こることはまれである。

脊椎すべり症は,ある椎体が隣接した椎体から亜脱臼している長さの割合に応じて分類される:

  • I度:0~25%

  • II度:25~50%

  • III度:50~75%

  • IV度:75~100%

脊椎すべり症は腰椎の単純X線上で明白である。通常は分類に側面像が用いられる。不安定性を調べるために屈曲位および伸展位の画像を撮影することがある。

治療は通常,対症療法である。腰椎の安定化運動を伴う理学療法が役立つことがある。

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