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スワンネック変形

執筆者:

David R. Steinberg

, MD, Perelman School of Medicine at the University of Pennsylvania

最終査読/改訂年月 2016年 11月
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手の疾患の概要および評価も参照のこと。)

スワンネック変形は,近位指節間(PIP)関節の過伸展,遠位指節間(DIP)関節の屈曲,およびときに中手指節関節(MCP— ボタン穴変形およびスワンネック変形)の屈曲から成る。

ボタン穴変形およびスワンネック変形

ボタン穴変形およびスワンネック変形

スワンネック変形は関節リウマチで特徴的であるが,未治療の槌指,PIP関節の掌側靱帯の弛緩(例,Jaccoud関節症としてリウマチ熱後またはSLEでも起こることがある),手の内在筋の痙性,PIP関節の屈筋腱の断裂,および中節骨または基節骨骨折の変形癒合など,いくつかの原因がある。PIP関節の過伸展を矯正または補正できないと,手指を閉じられなくなり,重度の障害を生じることがある。

スワンネック変形の治療は,可能な場合基礎疾患の是正を目指す(例,槌指または何らかの骨のアライメント不良の矯正,痙性のある内在筋の解放)。RA患者でみられる軽度の変形は,機能的なリング式スプリントで治療することがある。

指節間関節が1つしかない母指は真のスワンネック変形に侵されることはない。しかし,母指のMCP関節の屈曲を伴う重度の指節間関節の過伸展が起こることがある;これはカモノハシ変形,Z(ジグザグ)型変形,または直角(90°-angle)変形と呼ばれる。同時に母指の不安定性があれば,つまむ動作が大きく障害される。この変形は,MCP関節における腱再建とともに指節間関節の固定術によって通常矯正できる。

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