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無石性胆道痛

執筆者:

Ali A. Siddiqui

, MD, Thomas Jefferson University

最終査読/改訂年月 2018年 6月
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無石性胆道痛(acalculous biliary pain)は,構造的または機能性疾患の結果として生じる,胆石を伴わない胆道仙痛であり,ときに腹腔鏡下胆嚢摘出術で治療されることもある。

  • 微小結石―ルーチンの腹部超音波検査では検出できない

  • 胆嚢排出の異常

  • 胆道の過敏性

  • Oddi括約筋の機能障害

  • 隣接する十二指腸の過敏性

  • 自然通過した胆石

一部の患者では,最終的に他の機能性消化管疾患が発生することもある。

診断

  • 不明

  • 通常は超音波検査,ときに胆道シンチグラフィーおよび/またはERCP

最善の診断アプローチは依然として不明である。

急性疼痛の発生時には, 臨床検査 肝臓および胆嚢の臨床検査 臨床検査は一般に以下の目的に効果的である: 肝機能障害の検出 肝損傷の重症度の評価 肝疾患の経過および治療効果のモニタリング 診断の絞り込み さらに読む にて胆道の異常所見(例,アルカリホスファターゼ,ビリルビン,ALT,ASTの上昇)または膵臓の異常所見(例,リパーゼの上昇)が認められることがある。コレシストキニンを注射してからの 胆道シンチグラフィー 胆道シンチグラフィー 胆道疾患の正確な診断には画像検査が不可欠であり,巣状の肝病変(例,膿瘍,腫瘍)の検出にも重要である。肝細胞障害によるびまん性疾患(例, 肝炎, 肝硬変)の検出および診断には限界がある。 従来からの超音波検査は,経腹的に施行され,一定時間の絶食を必要とし,構造的な情報は得られるものの,機能的な情報は得られない。一方で胆道系(特に胆嚢)を画像化する検査としては,最も安価で安全かつ最も高感度の方法である。超音波検査は,以下の目的で最善の検査法... さらに読む 胆道シンチグラフィー によって胆嚢排出(胆嚢駆出率)を測定するが,カルシウム拮抗薬,オピオイド,抗コリン薬など,測定の妨げとなりうる薬剤の使用は避けるべきである。 ERCP 内視鏡的逆行性胆道膵管造影(ERCP) 胆道疾患の正確な診断には画像検査が不可欠であり,巣状の肝病変(例,膿瘍,腫瘍)の検出にも重要である。肝細胞障害によるびまん性疾患(例, 肝炎, 肝硬変)の検出および診断には限界がある。 従来からの超音波検査は,経腹的に施行され,一定時間の絶食を必要とし,構造的な情報は得られるものの,機能的な情報は得られない。一方で胆道系(特に胆嚢)を画像化する検査としては,最も安価で安全かつ最も高感度の方法である。超音波検査は,以下の目的で最善の検査法... さらに読む 内視鏡的逆行性胆道膵管造影(ERCP) と胆道内圧測定により,Oddi括約筋の機能障害を検出する。

治療

  • 不明であるが,ときに腹腔鏡下胆嚢摘出術

腹腔鏡下胆嚢摘出術 肝臓および胆嚢の臨床検査 臨床検査は一般に以下の目的に効果的である: 肝機能障害の検出 肝損傷の重症度の評価 肝疾患の経過および治療効果のモニタリング 診断の絞り込み さらに読む は,微小結石のある患者の予後を改善するほか,胆嚢運動異常を改善する可能性もある。それ以外の場合,腹腔鏡下胆嚢摘出術や内視鏡的乳頭括約筋切開術の役割は依然として不明である。薬物療法の有益性は証明されていない。

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