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消化管異物の概要

執筆者:

Raghav Bansal

, MBBS, Ichan School of Medicine at Mount Sinai, NY;


Aaron E. Walfish

, MD,

  • Mount Sinai Medical Center

最終査読/改訂年月 2016年 9月
本ページのリソース

様々な異物が意図的または誤って消化管に入り込むことがある。多くの異物は自然に消化管を通過するが,途中で詰まることで閉塞症状のほか,ときに合併症を引き起こすものもある。異物摂取の管理における画像診断の役割は標準化されていない。詰まった物はほぼ全て内視鏡検査で摘出可能であるが,ときに外科手術が必要になる場合もある。内視鏡検査のタイミングは摂取した異物の種類によって異なる。

消化管異物は以下の部位にみられる:

異物誤飲の大多数は小児で生じる。意図的な異物摂取と反復性の異物摂取は,囚人と精神病患者で多く報告されている。義歯装着者,高齢者,および酩酊者は,咀嚼が不十分な食物(特に肉類)を意図せず飲み込む傾向があり,それが食道に詰まることがある。密輸の発覚を免れるために薬物を詰めた風船,バイアル,包みなどを飲み込んだ患者(ボディパッキングとボディスタッフィングを参照のこと)では,腸閉塞が起きることがある。包みが破れて,薬物の過剰摂取に至ることもある。

異物摂取の頻度の高い合併症としては,以下のものがある:

  • 潰瘍形成

  • 裂傷

  • 穿孔

  • 消化管閉塞

  • 瘻孔形成

  • 菌血症

治療に関する参考文献

1.ASGE Standards of Practice Committee, Ikenberry SO, Jue TL, Anderson MA, et al: Management of ingested foreign bodies and food impactions. Gastrointest Endosc 73:1085–1091, 2011. doi: 10.1016/j.gie.2010.11.010.

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