胃 胃 胃は、豆のような形をした、筋肉でできた大きな中空の臓器で、以下の4つの部分で構成されます。 噴門部(ふんもんぶ) 底部 体部 前庭部 さらに読む の良性腫瘍(がんではない腫瘍)は、症状などの医学的な問題が起きにくいため、しばしば診断や治療がなされずに放置されることがあります。しかし、なかには出血を伴う場合があり、そのときは 内視鏡 内視鏡検査 内視鏡検査とは、柔軟な管状の機器(内視鏡)を用いて体内の構造物を観察する検査です。チューブを介して器具を通すことができるため、内視鏡は多くの病気の治療にも使うことができます。 口から挿入する内視鏡検査では、食道(食道鏡検査)、胃(胃鏡検査)、小腸の一部(上部消化管内視鏡検査)が観察できます。 肛門から挿入する内視鏡検査では、直腸(肛門鏡検査)、大腸下部と直腸と肛門(S状結腸内視鏡検査)、大腸全体と直腸と肛門(大腸内視鏡検査)が観察できま... さらに読む (口から挿入して胃を観察できる柔軟な管状の機器)や通常の手術で切除します。
胃ポリープ(まれな良性の腫瘍で、丸い突起物として胃の内腔に突出するもの)は、がん化することがあります(つまり、胃ポリープは前がん状態です)。このためポリープは通常は内視鏡で切除します。内視鏡を通して腫瘍に直接、電流を流したり(電気焼灼術[しょうしゃくじゅつ])、熱を加えたり、高エネルギーの光線を照射したり(レーザー光線療法)します。