義肢の緩み

執筆者:Jan J. Stokosa, CP, American Prosthetics Institute, Ltd
レビュー/改訂 2021年 1月
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    以下の原因により義肢ソケットが緩むことがある:

    • 残存肢の形状変化(例,萎縮,体液量の変化)

    • 義肢の機械的な問題

    機械的な問題は,懸垂力または残存肢もしくは体との接続が失われることに起因する可能性がある。吸着バルブまたは吸引ポンプが正しく機能していない場合もある。吸着または吸引用の密閉スリーブに穴が空き,そこから空気が入り,義肢がわずかに滑ってずれることがある。義手の場合は,ハーネスまたはストラップが伸びたり破れたりすることがある。

    一般的に,患者は義肢装具士からそれぞれの義肢に生じる問題の解決法について指導を受ける。そのような処置で問題が改善しない場合は,患者は問題の評価と是正のために担当の義肢装具士の診察を受け,皮膚の損傷や安定性の喪失および転倒を予防すべきである。

    義肢の概要も参照のこと。)

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