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ハムストリングの外傷

執筆者: Paul L. Liebert, MD, Private Practice, Tomah Memorial Hospital, Tomah, WI

太ももの後ろの筋肉(ハムストリング)は、走っているときに挫傷を起こすことがあります(ハムストリング筋挫傷)。

ハムストリングは殿部と膝の後ろ側を動かします。ハムストリングの損傷は、短距離走を行うときなど、ハムストリングが急に強い力で収縮するときにしばしば起こります。太ももの裏側に突然痛みを生じます。また、それよりゆっくり起こる場合もあり、たいていは柔軟運動が不十分であることが原因です。

診断は患者の症状や身体診察結果に基づいて行います。MRI検査が必要な場合もあります。

治療

外傷が発生した直後に、冷却を行い、太ももを圧迫して支持するサポーターを着用する必要があります。非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)や他の鎮痛薬を使用して痛みを軽減します。歩行時に痛む場合は、初期に松葉杖が必要になることもあります。

痛みが和らぎ始めたら、穏やかにハムストリングのストレッチを行います。痛みが完全に消失したら、四頭筋とハムストリングを徐々に強化します。十分に筋肉が強くなり動作範囲が広がるまで、走る、飛ぶなどの動作を控えるべきです。数日または数週間で回復する場合もありますが、ハムストリングの外傷が重度の場合は完治に数カ月を要することもあります。

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